要請番号(SL01818C06)
募集終了
4代目
・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
泰日工業大学工学部
3)任地( バンコク ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
泰日工業大学は元日本留学生、研修生によって設立された泰日経済振興協会(TPA)を母体とし、日本型ものづくり実践教
育を中核とする、タイにおける優秀な産業人育成とタイ産業界の人材供給を目的に2007年5月に開校した。工学部、情報
技術学部、経営学部の3学部14学科課程、大学院5課程がある。生徒数は約4000人(2014年)。創設にはバンコク日本人商
工会議所が全面的な協力を行い、現在も日系企業からの支援も多い。日本の大学院との交換留学等日本との関係が深
い。開学から現在までに生産工学、コンピュータ技術、工作機械等延べ14人のJICAボランティアが派遣されている。
www.tni.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学はタイ産業界で需要の高い分野(自動車、電機・電子、ICT、生産技術等)を重視し、日本型のものづくりの思想に基づく、課題解決型学習を重視した教育に取り組んでいる。配属先となる工学部では、AMEICC/ HIDA (日・ASEAN 経済産業協力委員会/(一財)海外産業人材育成協会)の協力のもと、先進的かつ実践的内容を網羅し、タイの産業基盤の確立・高度化に貢献できる人材育成のプログラム「The Monozukuri Engineers program」を大学3年生を対象に2016年学校年度後期からスタートした。自動化やIoT等を学び、幅広い技術力を持つR&D人材の育成を目指す内容となっている。前任者の職種は工作機械であるが、本プログラムの立ち上げから強く関与している。プログラム定着までのコース運営・管理への協力と、自動車産業関連の講義へのアドバイスのため、引き続いてのSV派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 The Monozukuri Engineers programにおける自動化関連の講義の実施や内容へのアドバイス。
2 同プログラム運営のための日系企業や日系関連団体との調整を含む協力。
3 タイ人教員と協働した学部生への「ものづくり」教育の実践(製作・性能解析等を含む)。
4 教育の質向上を図るために教員等の研究プロジェクトの企画や支援。
5 日系製造業との協力関係構築、企業の技術人材ニーズの把握と教育プログラムへの反映、インターンシップ・就職に向
けた仕組み作りと学生・タイ人教員への情報提供。
6 「ものづくり」の実践機会である「コマ対戦」の実施、運営支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CAD/CAM、マシニングセンター(MAKINO)、CNC ターニング(MORISEKI)、150トン射出成形機(JSW)、3次元測定器、ワイヤーカット・形彫り放電加工機(三菱電機)、3Dプリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
工学部長(男性、60代)
工学部専任講師(男女計30名、30代から40代、修士もしくは博士取得者)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学生他への指導のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実践的な知識、技術が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
大学等で自動車工学を学んでいると活躍できる幅が広がります。学校年度:前期6月-10月、後期11月-3月