【配属機関概要】

3）任地（ バンコク ） JICA事務所の所在地（ バンコク ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

泰日工業大学は元日本留学生、研修生によって設立された泰日経済振興協会(TPA)を母体とし、日本型ものづくり実践教育を中核とする、タイにおける優秀な産業人育成とタイ産業界の人材供給を目的に2007年5月に開校した。工学部、情報技術学部、経営学部の3学部14学科課程、大学院5課程がある。生徒数は約4000人(2014年)。創設にはバンコク日本人商工会議所が全面的な協力を行い、現在も日系企業からの支援も多い。日本の大学院との交換留学、日本との関係が深い。開学から現在までに生産工学、コンピュータ技術、工作機械等延べ14人のJICAボランティアが派遣されている。www.tni.ac.th

【要請概要】

1）要請理由・背景

同大学ではタイ産業界で需要の高い分野(特に自動車、電機・電子、ICT、生産技術等)を重視し、日本型のものづくりの思想に基づき、課題解決型学習を取り入れた教育に取り組んできている。また、今日のテクノロジーの発達に合わせた教育にも配慮した取り組みを行っている。情報技術学部では、インターナショナルプログラム(学士課程)となるビッグデータ等を扱いデータアナリストやデータサイエンティスト等を育成する情報工学分野の新規コース:Data Science and Analyticsを2018年学校年度から開設した。その支援のため、SV派遣要請が寄せられた。なお、データ解析センターを2018年内に開設できるよう準備中である。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. Data Science and Analyticsコース内容等への助言
2. ビッグデータ解析、データマイニング等を担当する講師等への助言
3. 情報技術学部の講師等の研究へのアドバイス
4. SV自身の経験を活かした学生(学部生、大学院生)等への特別講義
5. 日系製造業との協力関係構築、企業の技術人材ニーズの把握と教育プログラムへの反映、インターンシップ・就職に向けた仕組み作りと学生・タイ人教員への情報提供を行う

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サーバーマシン(Windows Server)、利用ソフトウエア(例:Hadoop、Phython、R、RapidMiner)

4）配属先同僚及び活動対象者

情報技術学科 学科長 50代 男性 博士課程修了、准教授
情報技術学科 主任 30代 男性 修士課程修了

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

学校年度:前期6月-10月、後期11月-3月。職場での喫煙は禁じられています。