2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL02718C01)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ハノイ国家大学

2)配属機関名(日本語)

ハノイ国家大学人文社会科学大学

3)任地( ハノイ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同大学は、歴史学部、言語学部、哲学部、東洋学部等16学部からなり、東洋学部には、日本、中国、インド、韓国、東南アジア研究学科がある。日本語教育は93年に開始し、日本語能力試験N2レベルを最終到達レベルとしている。学生数は120名。卒業生は外務省の職員、大学の教員、研究所の研究員、日系企業の社員として活躍している。
韓国研究学科には韓国海外奉仕団(KOV)が継続的に派遣されている。JICAボランティアについては、2010年までに短期を含み9名が派遣された。2016年に長期シニア海外ボランティア派遣が再開され2018年9月までの任期である。学術提携をしている東京大学より日本関連書籍の支援がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、語学を中心に学ぶ日本語学科ではなく、日本研究に重点をおく学科である。過去のJVの支援により、卒業生が教師として授業担当するなど一定の成果が見られたため派遣を終了した。2006年には単位制プログラムが導入され、2017年からは改善された新プログラムが開始となった。2018年には東洋研究学位ではなく日本研究専門の学位を授与するプログラムが開始予定である。しかし、配属先では日本語教育の専門的知識を十分に有しておらず、日本研究のための日本語カリキュラム作成や実施に不安があったため、SVの再派遣に至った。現在派遣中のSVは、日本語総合能力を向上させるため、初級から中上級への一貫性のある授業を目指し、初級カリキュラム・シラバス作成支援や、新しい教科書の使用方法の指導を開始した。今後、中上級カリキュラム作成も予定されており、引き続き日本語教育の専門性を持った人材の支援が求められた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 学生に対する会話・作文・読解・聴解クラス(初級から中級前半) の直接指導(毎学期9コマ/週前後)
2. 新カリキュラムに対応する指導法、教材選定や作成にかかる教師への支援
3. 日本語に関連する活動(課外活動、提携大学との交流活動、スピーチコンテスト、教育実習生受け入れ等)への支援
4. 可能であれば、各教師の専門(政治・歴史・文化・法・経済・観光・ビジネスなど)の日本語授業(中級後半から上級)への協力
※日本語授業は4年間540コマ(1コマ50分)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター、コピー、インターネット利用可。『NEJ Vol.1、2』、『Practical Kanji基礎500漢字 Vol.1、2』を主に利用。その他教員自作教材も補助利用。

4)配属先同僚及び活動対象者

学科長(女性/40代/准教授・博士号/経験19年/N1)
同僚教師7名(男性3名、女性4名/全員30代/博士6名、修士1名/日本史、法制、政治等の専攻/経験3-16年/N1-N2) ※教授法に精通しているわけではない
邦人非常勤講師1名(男性/60代) ※会話・発音授業を担当
学生:120名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学で指導を行うため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:新カリキュラム対応支援を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】