要請番号(SL03017C06)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2017/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ヤンゴン総合病院
3)任地( ヤンゴン ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1899年に設立された国内最大の病院で、1827名の医療職を含め全職員数は約3000名、ベッド数は2000床、27の診療科がある。教育病院として、ヤンゴンの医科大学学生への教育も実施している。ボランティアが配属される物理療法リハビリテーション科は1958年に設立され、ベッド数は51床、1日に約200名の外来患者がある。患者は脳卒中、脊髄損傷(対麻痺、四肢麻痺)、筋骨格痛、リウマチ、関節炎、脳性まひ、ハンセン病など多様。地域に根ざしたリハビリテーションのプログラムも実施している。2013年に短期で医療機器、作業療法士、現在、長期で作業療法士のシニア海外ボランティアが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ミャンマーでは250万人に障害があると言われているが(2014年国勢調査)、有資格のリハビリテーション専門職が不足しているため治療や訓練が必要な患者に対して十分なサービスが提供されていない。同国には作業療法士を養成する機関がなく、作業療法が必要な患者には理学療法士による簡単な作業療法が行われている。しかし、理学療法士が本格的な作業療法を学ぶ機会がほとんどないため、ボランティアには理学療法士に対する作業療法技術の指導が求められている。また、配属部署が中心となって、医療技術大学の作業療法コース設立計画を推進しており、作業療法のスペシャリストとしてボランティアの協力も期待されている。なお、配属部署はリハビリテーションチームとしてのレベルアップを図る計画を持ち、同時に言語聴覚士、リハビリテーション看護師も要請している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.スタッフに対して、作業療法の講義を行う。
2.スタッフと患者の日常生活活動の練習を行う中で、作業療法技術に関する助言や提言を行う。
3.ニーズに応じて適宜患者治療のアドバイスをする。
4.作業療法コース立ち上げのために必要なアドバイスをする。
5.病院の研究活動に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
病院内における各種リハビリ器具・教材、ベッド数51 床
4)配属先同僚及び活動対象者
配属される物理療法リハビリテーション科の人員 合計70名
科長(教授)(女性、50代)
医師17名
理学療法士42人(学士)
理学療法助手1名
看護師10名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:専門的な知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37.0℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任国の査証手続きにより、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。