要請番号(SL03020C01)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ヤンゴン総合病院
3)任地( ヤンゴン市 ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1899年に設立された国内最大の病院で、1827名の医療職を含め全職員数は約3000名、ベッド数は2000床、27の診療科がある。教育病院として、ヤンゴンの医科大学学生への教育も実施している。隊員が配属される物理療法リハビリテーション科は1958年に設立され、ベッド数は51床、1日に約200名の外来患者がある。患者は脳卒中、脊髄損傷(対麻痺、四肢麻痺)、筋骨格痛、リウマチ、関節炎、脳性まひ、ハンセン病など多様。地域に根ざしたリハビリテーションのプログラムも実施している。現在、長期で言語聴覚士のシニア海外ボランティアが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ミャンマーでは「国家保健政策」および「国家保健計画2017-2021」が策定され、保健医療サービスの拡充に向けて取り組んでいる。国内では250万人に障害があると言われているが(2014年国勢調査)、有資格のリハビリテーション専門職が不足しているため、言語訓練や摂食機能療法が必要な患者に対して十分なサービスが提供されていない。同国では言語聴覚士の養成機関はなく、病院にも言語聴覚士はいない。隊員は同病院でリハビリテーションチームのメンバーに対して機能改善のための治療技術の指導が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属科のスタッフに対して、言語聴覚療法の講義を行う。
2.配属科のスタッフと患者の機能改善練習を行う中で、治療技術に関する助言や提言を行う。
3.ニーズに応じて適宜患者治療のアドバイスをする。
4.言語聴覚士コース立ち上げのために必要なアドバイスをする。
5.病院の研究活動に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
病院内における各種リハビリ器具・教材、ベッド数51 床
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教授 50代女性
理学療法助手 20代女性
活動対象者:脳卒中後の嚥下障害・失語症・構音障害・高次脳機能障害・認知症・顔面麻痺等が主体
5)活動使用言語
ミャンマー語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:職員への実践的な指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任国の査証手続きにより、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。