要請番号(SL03020C03)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
国立リハビリテーション病院
3)任地( ヤンゴン市 ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は当国におけるリハビリテーションサービスの中核的な役割を担う病院。病床数は100床、全体の職員数は約60名(医師4名、理学療法士14名、義肢装具士10名他)。主な疾病は筋骨格疾患および四肢切断で、その他脳性まひ、脊髄損傷、脳卒中等がある。言語療法については、JICA技術協力「リハビリテーション強化プロジェクト」(2008年から2013年)で、短期専門家1名が派遣された実績がある。JICAボランティアについては、2014年から作業療法士短期シニア海外ボランティアの派遣が開始され、2015年度2次隊で長期シニア海外ボランティア(作業療法士)の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では人口の15%(WHO推定値)にあたる900万人以上の人々が障害を抱えているとされるが、作業療法士の養成校がないため、作業療法が必要な患者へのサービスは十分とは言えず、理学療法士による簡単な作業療法の提供にとどまっている。保健省は作業療法士の育成を目指しているが、理学療法士が作業療法を学ぶ機会はほとんどない。リハビリテーションの拠点である配属先においては、2016年に日本で作業療法分野の修士課程を修めた理学療法士が作業療法的サービスを行っているが、今後も理学療法士による作業療法的サービスの質的向上が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚と行う患者への日常生活活動指導と上肢機能改善の訓練の中で、同僚に対して作業療法の知識や技術に関する実践的指導を行う。
2. 院内の会議や研修において、適宜助言や提言を行うと共に、必要に応じた専門講義をする。
3. 入手可能な材料を用いて手作りできる自助具や練習道具のアイデアを提案する。
4. 理学療法士が行う研究活動へ協力、助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
治療台、スプリングバランサー、輪投げ、ブロック、ハンドセラピー治療用具、ペグボード、上肢機能検査機器、サンディングボード、その他手作りの巧緻動作練習機器や上肢運動補助機器等。工作所。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:医院長 女性 50代
理学療法士 女性14名 20~30代
活動対象者:患者(四肢切断、脳性麻痺、脊髄損傷、脳卒中等)
5)活動使用言語
ミャンマー語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への講義および指導
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任国の査証手続きにより、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。