2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL04518I01)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G201 機械工学
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3
実習の風景。前任のボランティア(右) 実習風景(生徒は校1)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

モンゴル高専教育センター
NGO

3)任地( ウランバートル ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はモンゴルに日本式高専教育を普及・定着させることを目的に3高等専門学校(以下高専)の代表により設立されたNGO。モンゴルでは、工業人材育成を目的とし、2014年9月に日本式高専が3校(科技大高専(国立)、モンゴル高専(私立)、新モンゴル高専(私立))開校され、2019年6月に初の卒業生を輩出する。高専では、「電気電子工学」、「機械工学」、「土木建築工学」「物質工学」の4学科を専門科目としている(1校のみ3学科)。日本高専機構、民間企業、ノンプロジェクト無償資金供与により機材供与が行われている。現在はSV2名(機械工学、土木)が3高専を巡回活動中(2018年10月帰国予定)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では地下資源が経済基盤となっているが、それに依存するのではなく、健全な経済成長を推進するため産業の多角化が求められており、物作りの実践的技術者の育成の基盤として高専が設立された。3高専ではカリキュラム等、日本式高専教育の手法を取り入れているが、実験・実習を中心とした教育の提供と指導員の能力強化・育成が急務となっている。前任者は機械設計製図や工学実験、機械製作実習の教材開発とその指導員の育成を目指して活動をしてきた。徐々に機材が充実してきたことを受けて、今後更なる実験・実習能力の強化に向け、継続したボランティアによる支援の必要性が高く、後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と調整のもと、以下を実施する。
① 同僚教員と一緒に、生徒に対し機械工学科の授業(特に実験・実習)を実施する。
② 3校の指導員に対し指導法の助言、必要に応じて講習会を企画・開催する。
③ 工学実験教材作成の指導、サポート、アイディア提供を行う。
④ SVの専門性を活かしたクラブ活動の企画・運営を行う。

*拠点となる1校、各学校での活動期間、受け持つ学年や授業のコマ数は、赴任後、配属先とSV間で話し合い決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教材準備室(大部屋)、マイクロメーターセット, 普通旋盤, 製図機, 万能工具研削盤, 汎用フライス盤, プラズマ切断機, 溶接機(電気), 分解組立用エンジンと工具 (各校により機材は異なる)

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長(男性、40代、新モンゴル高専校長)
*センター長は各校の校長が持ち回りで担当(理事会は8名で構成)
指導対象者: 学生(150名、14~18歳)
高専教員35名(男・女、平均年齢36歳、大卒又は大学院卒)
内機械工学の教員6名
*協働者として日本語話者を適宜指名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教員を指導するため

[参考情報]:

 ・実務経験とは技術指導(実験・実習)を指す

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

関連JICA事業: 高専型教育導入に向けた教員の能力強化PJ、(2015年~2018年)、工学系高等教育支援事業(円借款、2014年~2023年)