2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL04818C01)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
C104 果樹栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

国立種苗センター

3)任地( パロ県パロ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立種苗センターは、農業資材及び良質の種子の生産と供給、精製梱包を行っている国内唯一の国立施設で、国内に8個の農場(面積約274ac)と肥料倉庫を有している。本部はパロ県に位置し、総務、販売、生産、品質管理部がある。主な活動は、①認証種子・苗木や肥料等の適正量を適正価格で農家に供給、②原種や基本品種、従来品種、推奨栽培資材の維持管理と増産、③種子生産委託農家、私企業の種子・育苗生産者等との調整、④果実やナッツ類の推奨優良系統種苗木の維持管理等。年間予算は、約3300万円。現在、JICAの技術協力プロジェクト「中西部地域園芸農業振興プロジェクト」が進行中。同配属先で「野菜栽培」協力隊が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先では、20年以上前に果樹栽培の青年海外協力隊が活動し、カウンターパートはある程度の知識と技術を有している。その後は決まった果樹を昔ながらの方法で生産・管理してきており、以前の協力隊から指導してもらった技術は大変有益であったが、以降、栽培に関する技術向上や改良はない状態にある。昨年、同配属先に派遣された野菜栽培の協力隊は、以前の隊員と同様に同地の野菜の種苗生産や良質種苗の管理に貢献しているため、今回、果樹についても同様の発展と向上を期待し、今回の要請に至った。活動現場となる果樹農場は、本部事務所がある敷地から7km離れた約22acの農場で、リンゴ、梨、クルミ、柿、桃、アプリコット等の温帯性果樹を生産している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・温帯性果樹の優良な苗木の生産・管理の知識と技術の改善指導。
・温帯性果樹の苗木の収入・収量の向上。
・農場管理者や技術スタッフへの圃場管理の指導。
・接木における台木となる親木の改良。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

栽培活動に関する一般的な道具一式(剪定用はさみ、接木用ナイフ、噴霧器、耕うん機、トラクター、踏みすき、種子用水分計、組織培養用研究室、等)

4)配属先同僚及び活動対象者

・果樹農場マネージャー(20代、農学部卒、勤続年数2年)1名
・果樹農場主任(40代、勤続年数30年、日本での園芸研修経験あり)1名
・農作業員13名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:技術指導を行うため。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】