2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL04818C03)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

国立乳製品研究センター

3)任地( ティンプー県ユシパン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立乳製品研究センターは、生産研究課、乳製品生産研究課、乳製品加工研究課、乳製品研究コミュニケーション課の4課から構成されており、「乳製品の発展を支援する良質な研究を通して知識を広め、乳製品農家の持続可能な経済に貢献する」ことを目標としている。主な活動としては、当国の乳製品発展のため、研究や情報技術確立のための調整や指導、畜産向上のための良質な製品の生産、地元畜産従事者に貢献する事業等。年間予算、約3600万円。同配属先では、2018年7月まで、畜産・乳製品加工の青年海外協力隊が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

今回要請があった生産研究課の研究室では、家畜牛の人工授精と受精卵移植に分かれており、特に牛の受精卵移植(特に採卵(採胚)flushing embryo)の過程において成功率が約40%ほどと低く、それを高めるために今回の要請となった。同施設には24頭の優良血統牛(Trabum(ブータン在来種)14頭、Jersey Cross10頭)が飼われている。課長は鹿児島大学での留学経験がある獣医師で、その他4名の研究室スタッフ全員が家畜飼育の専門高等学校を卒業しており、海外での短期研修(タイ国での3週間の研修)を受講した者たちであり、同研究所にオーストラリアやニュージーランドより受精卵移植の専門家による指導も実施されることもあるが、いずれも短期指導であり、JICAボランティアによる長期指導を切望している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・牛の人工授精及び受精卵移植における技術指導
・国内唯一の畜産研究室においての研究員の育成
・飼養管理及び衛生管理の改善

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡(ZEESS Ttemi508)、CRYSALYS(Cryocontroller PTC-9500)、体外受精卵移植に必要な機器一揃え、液体窒素加工施設、等

4)配属先同僚及び活動対象者

・課長(男性、40代、獣医師)
・その他、研究スタッフ4名(全員男性、40-50代、全員家畜飼育の専門高等学校卒業)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:受精卵移植の技術指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】