要請番号(SL04818I02)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務文化省
2)配属機関名(日本語)
防災管理局、復旧・復興課
3)任地( ティンプー ) JICA事務所の所在地( ティンプー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1968年に開かれた第28回国会総会で、閣僚理事会の結成に次いで内務省として設置されたのが始まりである。2004年に、内務文化省となった。防災管理局、地方統治局など、7つの部局で構成されている。防災管理局のビジョンは、①災害リスク軽減を通じて、幸せで安全なブータンを作り出すこと、及び②国民総幸福政策に沿って、災害リスクを軽減するための災害管理を支援・促進することである。災害管理の戦略的政策枠組みを定め、関係機関と協調して、国家計画の策定、災害管理のための国家基準、ガイドライン、標準運用手順の策定等を行っている。 www.mohca.gov.bt参照。年間予算は、約3千万円強。
【要請概要】
1)要請理由・背景
災害管理部は、国内の災害管理のための国家調整機関として、大きな任務を担っている。業務の範囲は、政策策定からそれらの促進調整、主要事務局になること、専門知識の集約と支援などである。しかし、その歴史は浅く、同分野での深い知識と経験が不足しており、任務を十分に果たすことができていない。最善を尽くしてきたが、依然として総体的でダイナミックな機関となるには長い道のりがある。災害の発生時に速やかな救援や対応が可能となること、そして災害の後に効率的かつ効果的な復旧・復興支援を行うことができることが肝要である。また日常業務に緊急に必要とされる災害管理のための国家基準、ガイドライン、および標準運用手順の策定も、遅れている。そこで災害対応について長い歴史があり、且つ災害対策に秀でている日本より、災害専門家の支援を得ることで部局の弱点を克服していきたいと考え、ボランティアの派遣を要請するに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
災害リスクの軽減と管理の専門家として、下記を担当する;
1.国家リスク管理戦略の見直し
2.災害管理のための、標準的な運用手順の策定
3.ブータンを災害復興力のある国にするために必要と思われる支援に関する助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース、机、椅子、コンピュータ、インターネットアクセス等
4)配属先同僚及び活動対象者
・チーフプログラムオフィサー(男性、経験の一例:2009年の低気圧による洪水での業務)
・エンジニア(男性、40代、修士、経験の一例:火災災害の再建)
・シニアプログラムオフィサー(男性、30代、修士、経験の一例:国家復旧・復興計画への参与)
・裨益者は、全国民と滞在中の外国人・旅行者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(博士)土木工学 備考:修士、もしくは十分な経験も可
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:災害管理の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(12~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)