要請番号(SL04820C01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
農業局 国立土壌事業センター
3)任地( ティンプー県シムトカ市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農林省農業局が管轄する機関である。同センターは、ブータン全土の土壌地図を作成し事業計画やモニタリングに活用している。また、国内の土壌調査・研究を通じて、土壌養分の管理を行い、有機農業を広くブータンに広めることを事業目的としている。年間予算は約5000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは、国家開発計画である「第12次五か年計画」において、有機農業の推進を最重要な事業の一つとして掲げており、配属先の国立土壌事業センターが土壌養分の管理を通じて、この事業を進める中心的な役割を担っている。かかる状況下、国土の広い範囲での有機農業の推進、土壌の改良・肥沃化を実現するにあたり、有機農業、有機肥料などの分野において幅広い知識と経験を有するJICA海外協力隊の支援要請があった。隊員は、同センター内の土壌微生物部門(Soil Microbiology Unit)、土壌肥沃度部門(Soil Fertility Unit)の同僚職員に対してアドバイスを行いながら、事業の推進に貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフ、農家を対象に、以下の活動を行う。
1.配属先同僚に対して、農作物の栄養管理、生産増に関する技術的指導、助言を行う。
2.有機農業(コンポスト技術、有機肥料など)に関する指導、助言を行う。
3.EM(Effective Microorganisms, 有用微生物群)による自然農法・土壌改良に関する指導、助言を行う。
4.首都の他、国内の他地域への出張に同行し、有機農業の普及、土壌調査・改良に向けた助言、支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、いす、プリンターなどオフィス用具一式。GIS設備、また土壌、水質、植物、肥料等を検査するための十分な機材が設置されている。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:男性1名、40代、カウンターパート、Soil Microbiology Unit長、修士
他5名、男性、女性、専門卒~修士、20~40代、Soil Fertility Unit所属
活動対象者: 配属先スタッフ、農家の農民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)農学系 備考:指導的な活動を行うため。
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実践的な活動を行うため。
[参考情報]:
・有機農業、土壌改良の知識、業務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)