2020年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL05420C02)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人的資源開発省

2)配属機関名(日本語)

ジャワハルラル・ネルー大学 言語文学文化学部 日本語韓国語及び北東アジア研究学科

3)任地( デリー準州デリー ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

デリー南部に位置する1969年創立の国立大学。10学部、4研究機関があり約7,000人の学生が学んでいる。国を代表する高等教育機関として高く評価されており、国内外から学生が集まる。同校での日本語教育は1973年に「文学及び文化研究学部 日本語・韓国語及び北東アジア研究科」で開始された。現在、3年制の学士課程と2年制の修士課程、そして、博士準備課程が開講されている。同校はインドにおいて日本語を専攻して学位取得が可能な数少ない大学の一つである。これまでにも日本語教育に携わる多くの人材を輩出してきており、インドにおける日本語教育機関の中心的存在。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校では2009年10月から短期JV、長期JV、短期SVが活動し、最近は、ボランティアの教え子が地方大学で日本語教師として活躍するなどの効果が表れ始めている。教師陣の多くは日本留学や滞在した経験があり、一様に高い日本語力を有しているが、他方、ネイティブ教師からの指導は、将来、インドの日本語教育界や日系企業で活躍する学生たちにとって重要。現在、本要請に先立ち、2019年3月からJV1名が活動中であるが、大学にとって、日本語教授法を専門としたネイティブ教師の需要は依然として高く、今回のシニア海外協力隊(SV)の要請に至った。なお、2017年9月の日印首脳会談の共同声明には日本語教育の拡大方針が明記されており、この支援分野の拡充が図られている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

SVは、学部から修士課程までの授業を担当し、以下の内容の指導を行う。
1. 学士課程(0初級~)及び修士課程の授業(特に作文、会話、漢字)を担当する。週8~10コマ程度(1コマ1時間)。
2. 日本文化や日本事情を紹介し、学生の学習意欲を向上させたり、日本理解を促進したりする。
3. 可能であれば、日本語教授法もしくは通訳・翻訳に関する基礎の指導を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書および使用テキスト: 『日本語(国際学友会)』、『中級日本語(東京外国語大学)』、『外国学生用日本語教科書(早稲田大学)』、新聞記事、文学などの専門書等

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
インド人日本語教師: 教授 4名、准教授 1名、助手 3名(30~60代の男女)、JLPT日本語能力試験N1レベル、修士号以上の学位取得、教授歴は7~32年
【対象者】
学生:学士約140名(ほとんどがゼロ初級者、修士約25名、博士準備課程8~10名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ヒンディー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士) 備考:修論指導があるため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:配属先からの要請

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は市内アパートとなる予定。
修士号は日本語教育学、日本文学・言語学専攻のみ。