要請番号(SL06618D01)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
技術開発・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練大学
3)任地( コロンボ県ラトマラナ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1983年に国立技術教員養成校として設立され、2009年に職業訓練大学に昇格した。産業職業技術学部、訓練技術学部の2学部にメカトロニクス学科、情報通信技術学科など13学科がある。3年間で学位を取得するフルタイムコース(平日授業)と、4年2ヶ月で学位を取得するパートタイムコース(土日授業)がある。6か月のインターン実習を加えると学科と実習の割合は6対4。各学科の学習時間はロボット工学約100時間、プログラム約150時間、自動制御約100時間(センサーやアクチュエータ含む)である。PLCは学科がなく、インターンでの実習を通じて学生自身で勉強している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メカトロニクス学科は2011年に開始された新しい学科で、2018年5月現在、1回生107名(うち60名は民間企業で働く現役技術者のパートタイム生)、2回生70名(同25名)、3回生45名(同30名)が在籍している。任国では各産業分野で自動制御機器が利用されているが、輸入や外国人によって現地仕様化されたものが多く、現地人技師が十分に育っていない。特に同分野の実習面において様々な事例経験や知見を基にした教育レベルの底上げが求められている。具体的にはPLC、自動制御のニーズが非常に高く、これにロボット工学、C言語によるメカトロニクス制御プログラムの各分野が続く。これら分野でのレベルの底上げを目的としてボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.学生を対象に以下の分野の指導を行い、同僚教授に対して知見や経験の共有を行う。①PLC、 ②自動制御、 ③ロボット工学、 ④C言語によるメカトロニクス制御プログラム。
2.ライントレースロボット製作など、小規模な自動制御機器プロトタイプ製作のプロジェクトを同僚教授と行い、必要に応じて機械・電気電子・ソフトウェアの総合的な視点から助言を与える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
三菱電機ロボ(RV-25D)、SEAMENS-S7-1200 、ロジックプローブ(LP3500)、デジタルパターン発生器(CPG 1367)、マルチメーター(YX-360TRD)、ミツトヨ3次元測定機
4)配属先同僚及び活動対象者
教授7名:30~50代、5名は電気、電子機器分野で修士並びに学士、1名はメカトロニクス分野で修士、 指導経験 17~13年
学生:1~3学年で220名ほど、うち80名はA/Lレベル(日本の高校卒レベル)、うち140名はNVQ(日本の高専卒程度のレベル)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)電気・電子 備考:学生、同僚のレベルにあわせ
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・メカトロニクス分野の経験5年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ、またはアネックス(大家家族と同一敷地内にある離れ、あるいは2階建ての2階部分など)になる可能性がある。