要請番号(SL11218D01)
募集終了
5代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マーシャル海洋資源局(MIMRA)
2)配属機関名(日本語)
マーシャル海洋資源局マジュロ環礁魚市場
3)任地( マジュロ環礁ウリガ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
MIMRAは、国内の全ての海洋資源の管理を目的として1988年に設立された。局長を筆頭に、沖合漁業部、沿岸漁業部、
漁業訓練センター、管理部からなり、離島支部も含め、約60名のスタッフがいる。2017年度における年間予算は約340万ド
ルである。日本の無償資金協力によって建設されたマジュロ環礁魚市場が、2011年上旬より稼動している。2017年4月には同魚市場に前任にあたる「経営管理」のシニア海外ボランティア(SV)が着任し活動している。2018年1月から日本の海外漁業協力財団(OFCF)から長期専門家が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
勤務先のマジュロ環礁魚市場は、離島地域における漁業開発を支援し、都市部と離島部の経済格差の是正や、持続的かつ効果的な水産資源の活用に取り組むため、日本政府の無償資金協力により建設された。建設と同時に集魚船2隻も供与されている。魚市場は、離島とマジュロの消費者を結ぶ水産物の合理的な流通システムの構築に取り組んでいるものの、現在のところ赤字経営が続いており、累代のSVはその運営に関し、さまざまな手法を用いて赤字削減に取り組んでいる。例えば、離島での集魚からマジュロでの販売まで合理化を進める、商品の付加価値を高めて新たな販売先を開拓する、魚料理のデモンストレーションを実施して水産物の消費を拡大する等行っている。それらを含めた離島における生計向上や持続的資源管理に繋がる取り組みが期待されている。今般、配属先と検討の上離島へのアクセスを考慮しJVの募集となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
多岐にわたる活動なので赴任後に配属先と相談して活動内容を絞ることも可能である。
・離島からマジュロの消費者まで、魚市場を中心とした水産物の合理的な流通システムの構築と魚市場の経営改善。
・商品の付加価値向上及び販売先の開拓(スーパーや病院等)
・水産物消費拡大を目的とした魚料理のデモンストレーションの企画。
・上記に関するマジュロ環礁魚市場スタッフの能力向上。
・離島での漁民による組織づくり、生計向上支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
マジュロ環礁魚市場 Manager 男性
Chief Fisheries Officer 女性
Assistant Chief Fisheries Officer 男性
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(水産物流通販売に関する業務経験)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な業務が求められているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)