2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL11218I02)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ文化省

2)配属機関名(日本語)

数学課初等カリキュラム指導・評価係

3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マーシャル国内の幼稚園から中等教育、高等教育、また、スポーツ振興や職業訓練などを所掌する政府機関。特に当該部局が属す、公学校局(PSS)は、米国とのコンパクト自由協定のグラントを活用し、国家の財務から比較的独立した形での財政運営等を行える。全国の公立学校およびその教職員を傘下におさめ、マーシャルの最大の省庁となっている。2017年度の予算総額10百万ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マーシャルでは、他の大洋州諸国に比べても理数科の成績が低く、コンパクト自由協定による米国への自由な渡航による移民の影響とあいまって、技術系の人材が慢性的に不足しており、公共公益事業の運営維持管理にも大きく影響している。また、高卒資格しか持たない教員が多数を占め、適切な指導による教育を困難にしている。そのため教育省は、教員の再教育に力をいれ、高等教育機関と連動しての教員資格取得プログラムの整備や、現場での教員の訓練・育成を重視しさまざまな取り組みを行っている。これまでも当該部局には、元SV/JOCVが職員として採用され、現職教員の指導、カリキュラムの改定、評価の改善などに従事してきたが、1名が帰国し、もう1名も2019年に契約が終わってしまうことを見据えて、彼らに代わり、継続して同局をサポートし、算数教育の底上げに協力してくれる人材を求めて要請にいたった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

①米国支援の教え方改善プロジェクト、ADB支援のLiteracyとNumeracy改善のプロジェクトなどの促進を図る。
②毎月実施するマジュロ市内の校長、副校長と行う会議にJICAボランティアと参加し、100%ゴール・テスト、OpenClass(研究授業)の予定共有や授業内容にかかる議論を行う。③ 掛け算指導法改善への取組を促進する。
④近年採用されたシンガポール・シラバスの各章ごとの単元テスト結果を集計・分析し、各学校へフィードバックする。
⑤Open Class(ワークショップ)の開催支援:研究授業を各校で年1回実施(2003年から継続中)し、授業内容を改善する。
⑥カリキュラムの見直し:シラバスの変更に伴い進行中。現在、小学校が終わり、2018年から中等学年の見直しに進む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスク、PC, プリンタ

4)配属先同僚及び活動対象者

課長 男性 40代
主任 男性 30代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員資格は必要なため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:現場教員の指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】