要請番号(SL11518I01)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コスラエ州政府
2)配属機関名(日本語)
コスラエ州教育局
3)任地( コスラエ州トフォル ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるコスラエ州教育局は、6校の公立就学前教育センター、6校の公立小学校(ミクロネシア連邦の小学校は、日本でいう年長から中学2年生までを対象としている)と1校の私立小学校、1校の高校(日本でいう中学3年生から高校3年生まで対象)を管轄している。ミクロネシアでは、8月に新学年がスタートし5月に終了する。新学年の始まる前の夏休みの間に教育局主催のトレーニングがあり、そこで教員たちへの指導法についての講習会などが行われる。また、教育局から四半期ごとに2回程度各学校を訪問し、指導法についてのアドバイスなどを実施している。年間予算は、420万ドル(4.5億円)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ミクロネシアでは4年連続で全国統一テストでの算数の結果が落ちている。コスラエでは、特に10年生(日本でいう高校1年生)の結果が悪い。テスト結果を分析し、弱点克服のための手立てをボランティアと共に考えたいとのこと。現在、配属先であるコスラエ州教育局は、現地教員の指導力向上のため、四半期ごとの巡回指導や新学年の始まる前の教員向け講習会などを実施している。子供たちが楽しみながら学ぶことのできる教材開発、生徒主体の授業の実践、子供たちのやる気を引き出す授業の組み立て方、教員の指導力向上のための研究授業や公開授業などの実践の改善に取り組みたいと考えている。これまで、複数のボランティアがコスラエ州の各学校で活動をしており、成果を上げていることから、今回、教育局からの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.算数指導主事と共に全国、州別統一テストの結果から児童・生徒の弱点を分析する。
2.算数指導主事と共に、ローカル教材を作成し、その使い方について現地教師にトレーニングを実施する。
3.現地教員と意見交換を行い、指導力向上に向けたプログラムへの助言を行う。またそれを文書化する。
4.教育局の指導主事に対してキャパシティビルディングを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、PC、プリンター、教材作成のための道具
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚教師 男性 50代 経験10年以上
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)教育学 備考:同僚と学歴を合わせるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先の公用車を使って、学校訪問する可能性もあるため、普通自動車免許(AT)があると望ましい。