2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL11518I02)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ヤップ州政府

2)配属機関名(日本語)

ヤップ州教育局

3)任地( ヤップ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ヤップ州教育局は22の公立就学前学校と27の公立小学校、3つの公立高校の運営管理を統括している。その中でも、就学前学校7校、小学校10校、高校1校はヤップ本島にあるが、それ以外の就学前学校15校、小学校17校、高校2校は離島に存在する。年間予算は、アメリカからのCompact予算、国の予算、ヤップ州からの予算を合わせて、600万ドル(日本円で6億円)。配属先は、学校配属のJVと協力し、巡回指導などや教員向けの夏季研修などで現地教員への指導力向上を図っている。2007~2009年の間に、1名のJVを受け入れた実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ミクロネシア全体の傾向として算数の成績が低いため、配属先であるヤップ州教育局では、全国統一テストとヤップ州統一テストの結果を分析し、子供たちの弱い領域を特定すること、その領域に対しての指導方法の改善を行いたいと思っている。しかしながら、現在配属先には、データ分析を実施出来るスタッフがいないため、ボランティアの要請に至った。分析をもとに、現地教員の指導力向上トレーニングや巡回指導、また指導教材の作成、ワークショップの内容を改善し、子供たちの成績向上を目指す。また、ボランティアには、学校勤務の現地教員指導だけでなく、教育局のスタッフに対しても、業務改善につながる支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.全国統一テスト、およびヤップ州統一テストの結果について分析し児童生徒の弱点を探る。
2.分析結果をもとに、現地教師研修プラン(巡回指導、教材作成指導、教員向け夏季研修など)についてアドバイスを行う。
3.配属先である教育局のスタッフ向けの実地指導も実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、いす、PC、プリンター、教材作成のための道具

4)配属先同僚及び活動対象者

スーパーバイザー 50代 女性
算数・数学指導主事 同僚 50代 女性 大卒数学専攻 実務経験35年以上
算数・数学指導主事アシスタント 20代 女性 短大卒 経験1年
その他 10名の指導主事 30~60代 経験1~15年

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:指導的な立場になるため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な立場になるため

[参考情報]:

 ・テスト結果の分析実績があること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

巡回指導の際などに、配属先の公用車(MT車)を運転することも可能だか、出来ない場合は配属先のスタッフと共に巡回指導活動を行う。