2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL11518I04)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ポンペイ州政府

2)配属機関名(日本語)

ポンペイ・アイランド・フード・コミュニティ
NGO

3)任地( ポンペイ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、地元の食材を食することで、文化・健康・環境・経済・食料安全保障に裨益するとの観点から、キャッチフレーズをGo Localとし、地元の伝統的な食物(農産物)の調査や、有用性についての啓発活動等を実施している。年間予算は、外部からの支援状況にもよるが、概ね50千ドル(約550万円)。2008年に、草の根・人間の安全保障無償資金協力によって施設が拡張・修理された。2016年2月まで、シニア海外ボランティアが活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では当国の輸入食料への依存や生活の欧米化に伴う、生活習慣病蔓延の現状に対し、地元の伝統食の栄養や健康面での価値を住民に広める活動を行っている。初代の村落開発普及員の青年海外協力隊は、コミュニティの人々の食と健康の関係についての調査等を行った。当国では、食育はもとより、栄養や健康について学べる機関も少ない。そのため、初代の青年海外協力隊が広めてきた食育や健康調査の活動を基盤に、さらに多くのコミュニティや学校に、地元産品が栄養や健康面で価値があることを広めていくことが今後期待されている。その際、栄養や健康に関する専門的な知識の裏づけがあることが求められるため、これらの知識や指導経験を持つボランティアの要請となった。2代目の前任者は、現地食材の利用を増やすため、現地食材を用いたスイーツ開発を中心に活動をすすめていた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と協力して、以下の活動を行う。
1.健康食材・地元産品に係るコミュニティ研修に関連する人材養成を行う。
2.支援活動を外部に発表するため、発表のためのスキルやオーガナイズするためのトレーニングを行う。
3.人々の生活習慣(生活習慣病蔓延)が改善されるように、地元産品の栄養価の評価結果等を用い、食育活動の教材作成などを行う。
4.コミュニティや学校において、効果的な方法で、食育活動を実施する。
5.ソーシャルメディアやウェブページを通して、継続的に更新および情報発信をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電話、FAX、コピー機、PC(Windows)、プリンタ等の一般的な事務機器。

4)配属先同僚及び活動対象者

事務局長代理(女性1名/食育担当、50代) 総務担当(女性1名、50代)
※本団体の運営方針などは理事会で決まるが、理事らは常勤ではない。
対象者: 村落部住民、学校、教会等
人数 30-100人(対象集団により、異なる)
年齢層 10歳-50歳代 (対象集団により異なる)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・管理栄養士

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地での現地語学研修では、英語を使用して現地語(ポンペイ語)を学習する。現地語を学習し、習得することは協力活動や日常生活を行う上で重要である。隊員の住居はホームスティとなる。