要請番号(SL12417C02)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ国家行事省
2)配属機関名(日本語)
パプアニューギニア柔道連盟 (国立スポーツ研修所)
3)任地( 東ハイランド州ゴロカ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、パプアニューギニア(以下PNG)国内における柔道の普及、選手の強化を担う機関。PNGオリンピック委員会の傘下にあり、オセアニア柔道連盟及び国際柔道連盟にも加盟している。年間運営資金は約350万円。一方、実際の活動場所となる国立スポーツ研修所は、PNGスポーツ基金の傘下にあり、国家のスポーツ推進の拠点として、標高1600m程度の高地である東ハイランド州ゴロカに設立された機関。各種競技場、体育館、先進的なトレーニングジム、レクチャールーム、宿泊施設等を有し、全国のスポーツエリートの強化、地域におけるスポーツ推進等の役割を果たしている。昭和後期から平成初期にかけて5名のJV受入経験あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
PNGの柔道は、2012年、2016年のオリンピックにそれぞれ1名選手が出場した実績はあるが、全国でも選手数は250名程度と少なく、うち有段者は10名にも満たず、指導者の数も極めて限られているのが現状。2015年9月にスポーツ・フォー・トゥモロー・プログラムによる全日本柔道連盟の指導調査団が派遣され、ゴロカ市及び首都ポートモレスビー市における選手への指導が実施された経緯があり、今後2020年の東京オリンピックに向けて柔道の普及推進を積極的に図りたい意向がある。これまでも、オセアニア柔道連盟や国際柔道連盟からの支援を受けているが、いずれも断続的なものであり、今後の柔道の発展には長期に亘る継続的な技術指導が必要との判断からシニア海外ボランティア(SV)の要請に至った。初心者から有段者までの幅広い選手のレベルアップを支援するとともに、柔道人口増加に向けた普及支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 任地の初心者から有段者までの選手(小学校低学年から成人まで)に指導を行う。
2. 全国から集められた選抜選手の強化合宿等において選手の技術向上を支援する。
3. 柔道の普及のための各種イベント等の実施に協力する。
この他、活動場所の近隣のゴロカ大学の体育の授業にて柔道が導入される可能性もあり、その場合は大学生に対する指導も行うこととなる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
国家スポーツ研修所 : 国際柔道連盟標準たたみ (118枚) 、トレーニングジム、国際柔道連盟寄贈の柔道着
4)配属先同僚及び活動対象者
・連盟会長 (男性、三段、ポートモレスビー在住)
・国家スポーツ研修所 局長(女性・職員、ゴロカ在住)
・国家スポーツ研修所 地域コーチ兼選手 (20代男性、有段者、ゴロカ在住)
・選手 ゴロカ地域在住選手(100名程度 初心者から有段者まで)、全国からの選抜選手
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)10年以上 備考:代表レベル選手の指導となるため
[参考情報]:
・柔道4段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
治安上の理由で自家用車の準備と運転が必要。自家用車は日本で購入後輸送する場合が殆どで、日本での車輛購入費+任国までの輸送料に加え、それとは別に、通関料、任地までの輸送料等に概ね40-50万円が必要。