要請番号(SL12420C03)
募集終了
6代目
・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育省
2)配属機関名(日本語)
パプアニューギニア大学 人文社会学部
3)任地( ポートモレスビー ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同国最大の国立総合大学で、人文社会、経営、法、自然物理、医学保健の計5学部からなる。学生数約4,000人、教職員数約200人。オーストラリアを中心として、各国から施設整備や講師派遣など多くの援助受け入れ実績がある。日本に留学経験がある教員も多く、イベント時に協力が得られた実績がある。言語学科では日本語、フランス語、インドネシア語の外国語講座があり、中国語講座開設の動きもある。1980年代に日本が機器を整備した教室があり、日本語授業にその優先使用権が与えられている。2019年5月末現在、日本語教師のSVが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学へは、1998年から長期にわたり日本語教師のJV、SVが派遣されている。パプアニューギニアでは、観光やビジネスにおいて今後さらに日本との関係強化が期待されている。日本の大学院への進学を希望する学生も多い。日本語クラスの成績優良者は日本の大学との交換留学生の対象となっていることから、当日本語講座は両国をつなぐ人材育成も担っている。しかし、現地常勤日本語講師はおらず、その育成が大きな課題となっている。こうした背景を受けて、引き続き隊員による日本語講座の運営が必要であり、後任の要請に至っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 講師としてゼロ初級(クラス1)から初級(クラス4)までの4クラスの授業と評価を実施(各クラスは週4コマ×55分の授業)
(留学経験者は中級に入る可能性あり)
2. 年間カリキュラムの編成や教材の整備
3. 早稲田大学と琉球大学への交換留学制度の支援、日本の大学院進学希望者の支援
4. 現地人日本語講師育成(日本の大学院で日本語教育修士を取得させる目的で、3年生を指導中)
5. 日本語コンテスト、日本映画上映を通じた日本の紹介
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
モノクロレーザープリンター、プロジェクター(教室付属)、スクリーン、CDラジカセ、日本語教材(げんき、げんきワークブック、ひらがなカード、ひらがなカルタなど)。
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
学科長(60代男性)、臨時助手(20代女性)
【活動対象者】
日本語履修者(約30人20代男性・女性、初級レベル(留学経験者、高校での学習経験者は中級に入る可能性あり))
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と同等のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:専門的な知識と経験が必要
[参考情報]:
・留学支援の経験があればなお良
・普通自動車運転免許
任地での乗物利用の必要性
四輪自動車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣希望時期が2次隊のみの理由は、講義期間に併せて学期はじめから円滑な活動が期待できるためである。
治安上の理由で自家用車の準備と運転が必要。現地で中古車を購入する場合の他に日本で購入後、輸送する場合などの方法があり、車両購入費、船積前査定料、輸送費に加え、それとは別に通関料等30~40万円必要。