要請番号(SL13020C02)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
土地・天然資源省
2)配属機関名(日本語)
トンガ地質事業、地質災害管理課
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
土地・天然資源省、天然資源部は、水資源調査、沿岸・海底調査、地図作成、地質災害調査等を行っている。同部の2017年度年間配賦予算は約2,200万円。配属先は同省にあるトンガ地質事業(TGS:Tonga Geologial Services)・地質災害管理課であり、地震データ観測、災害軽減調査等を行っている。2002年にはVSATシステム等の機材供与、2003年に「トンガ国グローバル地震観測基地建設」フォローアップ協力として日本の支援を受け、ヌクアロファ中央局の建物が建設されている。過去に水文地質学(hydrogeology)のオーストラリアボランティア2名が活動していたことがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2002年にJICAの地震観測網にかかる協力が開始された後も、自助努力で機材の維持管理を行っており、独自予算で地震観測にかかる機材の更新を行う計画がある。トンガは自然災害に対して脆弱な国であるため、人材育成、人員配置にも力を入れており、現在では14名の学士以上取得者がトンガ地質事業(TGS)内に在籍している。しかしながら、若い職員が多く、地質災害管理の中でも地震における専門知識を有する人材が不足していることから、地震データの観測、分析、評価における助言、職員の育成ができる隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.地震データの観測、分析における助言、研修を行う。
2.既存のデータ取得・観測方法、情報提供フォームの改善支援を行う。
3.地震に対する脆弱性評価方法の改善・開発支援を行う。
4.火山活動の観察、分析を行う。
5.地球物理学(Geophysics)全般にかかる助言を行う。
6.その他、地質災害課スタッフの業務改善にかかる助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC4台(データ取得用、データ分析用、Seiscomp3用)、
ソフトウェア:Hydra、Athena、SWARM、TusCat、Tide Tool、Tsunami Travel Time Ver.3
4)配属先同僚及び活動対象者
部長:男性、50代
同僚:上級地質学者 男性 50代 修士
地質学助手、IT技術者等計4名(男女 20~40代)大卒、専門学校卒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:同僚の教育水準に合わせるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:研修等で実務経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)