要請番号(SL13620C02)
募集終了
4代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会基盤・公共事業省
2)配属機関名(日本語)
港湾局
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
港湾局は首都ポートビラ市内の南西に位置するポートビラ港内にあり、約30名の職員が在籍している。同港はメイン埠頭とラペタシ埠頭からなっており、メイン埠頭には主に120隻余りのクルーズ船やタンカーが、ラペタシ埠頭には80隻余りの国際コンテナ船が接岸している(2018年度実績)。港湾局はメイン埠頭の運営管理に携わっており(ラペタシ埠頭は民間の港湾荷役会社に運営委託)、主な業務としては入出港に関する届け出の収受、係留施設への係留・停泊の許可、入港料や係船料等港湾使用料等の徴収等を行っている。年間予算はおよそ1億3千万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2018年、有償資金協力「ポートビラ港ラペタシ国際多目的埠頭整備計画」の完了により、メイン埠頭とラペタシ埠頭で受入対象(旅客と貨物)の棲み分けがなされ、メイン埠頭は客船の受入に注力できるようになった。受入客船の数はここ2年間(2017~2018年)で毎年100隻余りで安定しているが、世界中の港間での競争が激しく、港湾運営をこれまで以上に効率化し、国際競争に勝ち残っていくことが課題である。これまでの隊員の支援により、統計資料作成、保安対策、管理業務改善などの面において少しずつその成果が表れ始めているところであるが、その支援を更に継続することで定着を図り、さらに発展させるため後任が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
首都港湾の効率的な運営及び安全管理のさらなる向上を目指し、配属先同僚と共に以下の活動を実施する。
1. 埠頭の保安対策や安全利用の方法について港湾局職員や港湾利用関係者と共に考え、より良い運営方法を提案する。
2. 港湾運営管理に関するデータベース作成を定着させ、その分析と有効活用を考え、実践する。
3. 国際基準に基づく監査に対応すべく問題点を把握し、改善策を提案し、準備を進める。
4. その他配属先の港湾管理運営業務について問題点を整理し、同僚と共に改善に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース及び机、イス、PC、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・ 港湾局長:50歳代男性1名、運営課長:20歳代男性1名
・ 港長:40歳代男性1名、副港長:50歳代男性1名
・ 他港湾局職員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:港湾局幹部に対する助言が必要
[参考情報]:
・港湾管理における実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)