2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL16618C01)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
E111 電力
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

パラオ公共事業公社

2)配属機関名(日本語)

送配電・設備制御課

3)任地( コロール ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオの南西諸島以外の離島を含む全国の電力と上水の供給、コロール州の下水道管理を行っている唯一の公共事業体。アジア開発銀行(ADB)の支援により2013年に電力部門の他に上下水道部門を統合し現在の体制となった。またコロール・アイライの下水道改善事業の支援もADBから受けている(2014-2017、ローン、28百万ドル)。電力分野では、この数年内に無償でアイメリーク発電所の建設、アイライ発電所への発電機の供与を行い、2017年度から開発調査型技プロで送配電網の改善と維持管理のための開発プロジェクトを実施中。電力事業予算は24百万ドル。SV1名(動力発電技術)活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

80-90年代に整備された、送電線網及び変電施設は経年劣化により、トラブルが増えてきている。日本の無償により10MWの新しいディーゼル発電機が整備され発電容量に余裕はできたものの、送電システムに起因する停電は多く、送電線網の管理と将来の改善計画が必要である。再生可能エネルギーによる発電も増加しており、これらが系統へ連結することによる維持管理の必要性が高まっている。また、アイメリーク、マラカル、アイライにある変電所も液漏れ等が起こるなどの問題が出てきており、維持管理の強化は焦眉の課題である。現在の維持管理における問題点の把握と実施体制や人材育成を含めた見直し、および将来の改善に係る計画への助言等を期待し、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.送配電、設備制御に関する維持管理内容の問題点把握と実施体制や人材育成を含めた見直しに係る助言
2.将来を見据えた変電施設や送配電網の改善整備計画についての助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、事務用品、変電所機器の維持管理に係る検査・試験機材

4)配属先同僚及び活動対象者

送配電課長(51歳、経験30年以上)、
施設制御課長(55歳、大卒電気エンジニア、経験33年)
主任技術者4名(37,38,49,44歳、短大・専門学校卒/高卒、経験17-28年)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:同僚が男性のみで地方巡回にも行く

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

公共交通機関がないため、住居の場所により通勤や買い物に自家用車が必要な場合がある。