【配属機関概要】

3）任地（ エレディア県エレディア市 ） JICA事務所の所在地（ サンホセ県サンホセ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ナショナル大学は1973年創立の国立大学で8つの学部があり、本校とは別に国内5か所に分校がある。2015年度同大学の予算は2億ドル、教授数1900名、学生数は約20,000名で本校には約15,000名の学生が在籍する。配属先の言語哲学学部では、外国語講座として英語・仏語・中国語・ポルトガル語・韓国語・日本語を開講しており、日本語は第2外国語という位置付けである。現在JV(任期2019年6月)とSV(任期2019年9月)の日本語教師が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は日本語クラスを通じて、学生たちが日本文化や伝統、習慣に触れられる機会の提供を望んでおり、学生たちが異文化をよりよく理解し、視野を広げることを目的としている。現在、JV1名とSV1名で日本語1～6のクラスを受け持っている。日本語を選択希望する学生数の増加、クラス増設に伴い、2011年よりボランティアが増員され、現在は2名で日本語教育の指導にあたっている。配属先は、現在開講中の日本語クラス継続のため、引き続きボランティア2名体制での日本語教育指導の実施を希望していることから本要請となった。2015年より日本語能力試験(JLPT)が同大学で実施され、2017年は200名以上が受験しており、コスタリカにおける日本語、また日本文化への興味関心はかなり高い。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.大学教養課程における日本語1(週2日各2時間を2クラス)、日本語2(週2日各3時間を1クラス)の授業の実施。
2.授業を通してのアシスタントに対する日本語教授法の指導。
3.毎年5月に実施される日本大使館主催の日本語弁論大会参加者への指導・運営サポート。
4.JLPT(ナショナル大学で実施)の開催支援と受験者への補習授業の実施。
5.日本文化紹介の実施
上記の他に、月一回の日本語教師会参加、大使館主催の日本文化週間への協力、日本語学習者に対する行事の実施。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ビデオ、コンピュータ、プロジェクター、CDデッキ、ボイスレコーダー、事務用品

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚
学科長 50代女性
副学科長 40代男性
アシスタント 日本語既習者の学生から毎学期アシスタントが選ばれる
対象者
学生 日本語1 25名×2クラス 日本語2 25名×1クラス

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】