要請番号(SL21518D07)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画省
2)配属機関名(日本語)
カルタゴ市役所 水道局
3)任地( カルタゴ県カルタゴ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カルタゴ市は首都サンホセの25㎞東方に位置し、人口約23万人、国内第4位の都市である。市役所は職員約600名、2018年度年間予算4100万ドル。コスタリカ国内において、水道事業は中央政府の上下水道公社が受け持つことが多いが、カルタゴ市においては市役所で自前の水道事業を行うと共に、その水源の保護も行っている。市役所へは2010~2012年にJICAボランティア(環境教育)が派遣されており、その時の活動が好評であったことが、今回の要請につながっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カルタゴ市役所水道局は、水道原水の取水場所となっているアリアス川源流キルコット地区に環境教育複合施設を設立する予定ですでに予算措置を行っている。施設予定地は現在5ヘクタールの二次林と植林におおわれ、その中に貯水池、貯水タンクが点在している。よく自然の保たれた域内では多数の哺乳類や貴重な鳥類が確認されている。市役所では環境教育のための施設と、域内に散策路を設ける予定で、市民に対し、水源、ひいては環境保護の大切さを伝えるのにふさわしい施設となることが見込まれる。同施設の訪問者への環境教育、展示・公開方法について支援への期待からボランティアの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.施設で実施する環境教育プログラムの作成(調整)。
2.施設における環境教育の実施。
3.ウェブ配信、学校、事業所訪問による環境プロモーションの提案と実施。
4.施設の所在するキルコット地区における環境啓発(水利用・植林・ゴミ問題)キャンペーンの実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、コンピュータ
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚
水道局局長 50代男性 在職22年
水道局職員 40代女性 8年前に日本にて研修受講
本プロジェクト開始と共に、専任職員を1名契約予定
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:関連分野の知識が必要なため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・市民に向けた環境教育に関する経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
環境教育に関する経験は、個別分野の細かい知識よりも、受講者に対する積極的なコミュニケーションを重視。
関連する分野(農学・森林科学・生物学・生態学・水理学・河川工学ほか)の学位があればよし(大卒)。