2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL21518I01)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
F112 品質管理・生産性向上
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

コスタリカ工科大学 顕微鏡研究室

3)任地( カルタゴ県カルタゴ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である国立コスタリカ工科大学(TEC)は、1971年に設立され、今年47周年を迎える。ボランティアの活動先となる顕微鏡研究室は、2015年11月から大学の研究室として始動し、大学内外から依頼された様々な試料の分析及び研究を行っている。材料工学、微生物分野の調査において、2015年には、九州大学と九州工業大学と国際協力協定を結んでおり学生の短期交換留学や共同研究を行なっている。TECでは1979~2007年までに25名のボランティアを受け入れた経験があるが、同研究室のJICAボランティア受け入れは、今回が初。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスタリカ国内には電子顕微鏡研究を専門的に行なう国立の電子顕微鏡センターがコスタリカ国立大学(UCR)にもあり、同大学では2016年1月から2018年1月までSVがISO17025取得のサポートのための活動を行った。UCRとTECの関係は良好でお互いに意見交換を行なっていることから、UCRで活動するボランティアの活動を知り、TECの電子顕微鏡研究室でも、ISO取得を目的として、ボランティアの要請がなされた。TECの顕微鏡研究室で取り扱う機材は、日本電子株式会社(JEOL)の透過電子顕微鏡(JEM-2100)、HITACHI製の走査電子顕微鏡TM-1000(エネルギー分散X線分光法)とTM3000、原子間力顕微鏡(AFM)、走査型トンネル顕微鏡、ミクロトーム、熱分析装置(TGA)、示差走査熱量計(DSC)、赤外分光光度計(FTIR)。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ISO9001/17025の取得へ向けた支援を行う。
1. ISO9001/17025要求事項を織り込んだ文書、記録用紙、管理テーブルを作成する。
2. 上記の文書、記録用紙、管理テーブルを使用するためのセンター職員向け訓練を実施する。
3. 同センターには、ISO活動経験者、品質管理経験者が不在で、ボランティアにはISO推進責任者としての役割、内部監査、トップレビューマネジメント、継続的改善を行うことも期待されている。
配属先で使用されている電子顕微鏡の型式、機材は以下のとおり。
JEM-2100,TM-1000,TM3000,AFM,TGA,DSC,FTIR

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、執務机

4)配属先同僚及び活動対象者

バイオテクノロジー博士 20代 男性 勤務経験4年
自然科学博士 30代 男性 勤務経験9年

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務上必要

[参考情報]:

 ・ISO内部監査経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】