【配属機関概要】

3）任地（ サンホセ県サンホセ市 ） JICA事務所の所在地（ ｻﾝﾎｾ県ﾓﾝﾃｽﾃﾞｵｶ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

コスタリカ上下水道公社の年間予算は約4億7,000万米ドル、職員数は3,566人である。事業としては国内の上下水道の管理、主要都市での上水の供給、下水・工場排水の処理を行っている。地方都市の一部では上下水道公社の技術的支援、監督のもとに地域の千をこえる上下水道運営組織が実際のサービスの提供にあたっている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

コスタリカはその気象条件により、全国において水道供給システムが脆弱な状況にある。北部Chorotega地方では旱魃による水不足が、南部Brunca地方では洪水と地滑りによる水道設備の被害が頻発している。そこで水道公社では2019年5月に災害対策課を刷新し、これらの災害から引き起こされる上下水道供給設備の物理的、経済的損失を減少させるために早期警戒システムを構築していくことになった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

公社の4名(内3名英語可能)の技術職である同僚と共に、上下水道供給システムの災害からの被害を最小限に食い止め、安定したサービスを維持することを目的として以下の活動を行う。
1.旱魃、洪水、地滑り等の災害に対して効果的な対応ができるように早期警戒システムを構築していく。
2.Chorotega地方とBrunca地方をモデル地域として、危険地区の診断、分析から始め、プロポーザル、実施、評価を行う。
3.2.で得られた成果を、他の地方に適応する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

共有スペース、机、パソコン

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:4名の技術職員(英語可)

活動対象者:主に上記職場同僚4名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・水道設備、気象災害リスク分析の知識

【地域概況】

【特記事項】

住居はホームステイを想定。同僚は英語が堪能であるため、英語での活動も可能。