2020年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL21520C02)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
F112 品質管理・生産性向上
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

コスタリカ大学 電子顕微鏡センター

3)任地( サンホセ県サンホセ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県モンテスデオカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国立大学の一施設である構造測定電子顕微鏡センターである。同センターへの日本の協力は、45年前に大使館が同国初の電子顕微鏡を寄贈したことから始まった。その後1974年から15年間に渡ってJICAが日本人専門家派遣や研修員受入れを実施した。現在では透過型電子顕微鏡3台、走査型電子顕微鏡2台、偏光顕微鏡1台、共焦点顕微鏡1台を所有し、国内全土から届く生物、病理、素材等のサンプルの受託分析を行っている。また外部の技術者を受入れての講習会も行っている。職員数は計19名。年間予算は約3百万円。配属先HP(http://www.ciemic.ucr.ac.cr/index.php/es/)

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、長年の協力の結果、顕微鏡での研究技術は上がったものの、検査結果の国際認定を受ける基準である、ISO9001や、ISO/IEC17025-2005は未だ取得していない。同センターがISO基準の認可を受ければ、これまで国外に発送していたサンプルを国内で処理出来るため、国内産業への寄与は大きく、輸出産業の活発化等、経済分野への貢献も期待されることから、2015~2017年にシニア海外ボランティアが、2年間ISO/IEC17025取得の為に活動を行った。同SVは文書作成、文書に基づく現地職員の訓練を中心に活動を実施したが、同センターにおいて品質管理の経験は全くゼロからのスタートであったため任期内に認定を受けるレベルに達せず、後任隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先が、ISO/IEC17025-2005を取得するための支援を行う。
1.前任者が作成したISO/IEC17025要求事項を織り込んだ文書(約50)、記録用紙(約30)、管理テーブル(約20)について、その見直しを行う。
2.上記1.を使用するための同センター職員向け訓練を、前任者が各人1回ずつ実施したが、業務での実行率は50%に達していない。職員が独力で実行できるよう引き続き訓練を行う。
3.同センターには、ISO活動経験者、品質管理経験者が不在で、隊員にはISO推進責任者としての役割も期待される。ISO/IEC17025要求事項で重要な内部監査、トップマネジメントレビュー、継続的改善を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、コンピューター

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート: 理系学士 女性 30代
上司: 理学修士 女性 40代、センター長 在職3年
同僚: 技術者4名、総務3名、研究者12名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等程度の学歴

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務上必要

[参考情報]:

 ・ISO内部監査経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイを想定。