2023年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL21823D01)
募集終了

国名
キューバ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
授業の様子1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省(MES)

2)配属機関名(日本語)

ハバナ大学外国語学部

3)任地( ハバナ・ ベダード市 ) JICA事務所の所在地( ハバナ・プラジャ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1728年設立のキューバ最古の高等教育機関。19学部35専攻があり、研究機関等10の付属機関を有する。学生数は学部15,975名、修士課程3,348名、博士課程1,614名。教員数は1,614名、配属先である外国語学部には日本語担当教員が2名配置されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ハバナ大学では、1990年代から日本語クラスが開講されている。外国語学部には担当教師(主専攻は英語)2名が在籍し、2,3,4学年の学生向けの3クラス(第二外国語としての日本語)の授業をシニア海外協力隊と共に担当している。教師2名の内、1名は日本語能力検定試験N3取得、他の1名はN2取得し日本への留学経験も有するなど能力レベルは高いが、年々高まる日本語学習のニーズや専門性に対応しきれていないという背景から、シニア海外協力隊へは、中級レベル以上の日本語クラスへの対応、キューバ人教師への再教育、及び日本文化紹介活動等に対する支援が期待されている。(2022年8月より、初代シニア海外協力隊1名が派遣され活動中)

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ハバナ大学外国語学部の副学部長と協議したうえで、以下の活動を行う。
1.学部における授業を担当する。(初級および中・上級レベル以上のクラスを予定)
2.キューバ人教師に対する助言および教授法を指導する。
3.日本語教育、日本文化紹介活動等を支援する。
4.ハバナ大学以外の施設(アジアの家、芸術専門学校ISA等)での日本語教育活動を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プロジェクター(必要時に借用)、スクリーン(各教室に組み立て式有り)、執務室(他の外国語担当教師と共有のため、必要に応じ使用可能)

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパートは、日本語担当教師2名。外国語学部で日本語を履修する学生は18名。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:CP全員が大学卒業以上のため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:CPが有する能力レベルが高いため

[参考情報]:

 ・あるいは教師養成の経験があること

 ・40歳以上(国際約束上の制約のため)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

十分な生活物資(特に生鮮食料品等)の調達、ドルやユーロ現金の入手が困難な時期がある。外国人向けの住居は限られている。公共交通機関の整備が不十分である。ハリケーン等の自然災害時には注意が必要である。