【配属機関概要】

3）任地（ サントドミンゴ特別区 ） JICA事務所の所在地（ サントドミンゴ特別区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ドミニカ共和国輸出業者協会(ADOEXPO)は、輸出を通じて当国が社会的・経済的に発展することを目的に、当国の企業家有志が1972年に設立した団体である。協会の主な活動は、協会員に対する輸出業の競争力強化と効率性向上に向けた支援とサービスの提供である。40年以上の歳月を経て国内外での様々な事業展開をしており、国内では知名度も高い。具体的な活動内容は、輸出振興に向けたマーケット情報提供、企業研修・育成、イベント開催など。年間予算は約39万米ドル。過去に経営管理、輸出振興の長・短期SVの派遣がある。 https://adoexpo.org/en

【要請概要】

1）要請理由・背景

同協会の主な支援対象となっている中小企業が、輸出に際して抱えている課題の一つに「輸出梱包」(コンテナ積み含む)がある。これは、商品梱包における効率性やスピード等作業面での課題のみならず、梱包そのものの耐久性・省スペース性といった質的な面、また実際の物流オペレーションに耐えうるかどうかという点を含んだ、梱包実施にかかる一連の要素全てであり、現状では世界ノルマに沿った輸出梱包からは程遠い。併せて梱包用資材の質的にも限りがある中、輸出に向けて少しでも効率的な梱包技術を学び、登録業者向けに普及したいという強い希望から、今回の要請が挙げられた。輸出対象商品は、農産物では、コーヒー、カカオ、バナナ、マンゴ、アボガド。工業製品では、寝具マットレス、プラスチック製品、ラム酒など。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の担当者とともに以下の活動をする。
1.所属企業の輸出梱包現場を訪問し、問題点を指摘、改善策の提案をする。
2.上記訪問後の結果の分析と報告書作成を手伝う。
3.日本の物流のグッドプラクティスを配属先に共有し、ドミニカ共和国の輸出業者へ技術移転できることを検討し、実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、いす、コンピュータ(DELL製)

4）配属先同僚及び活動対象者

会長 男性 60代

カウンターパート女性 20代 経験3年

その他担当部署職員3名、他8名 男性1名、女性10名 20代～60代

【資格条件等】

[参考情報]：

　・輸出入に関する包装設計、包装技術

【地域概況】

【特記事項】

電気・水道・インターネット等のインフラは一応あるが、常時安定しているわけではない。