【配属機関概要】

3）任地（ ラリベルタ県アンティグオ・クスカトラン市 ） JICA事務所の所在地（ サンサルバドル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 0.4 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

本配属先はエルサルバドル・スポーツ庁認可団体のひとつで、男子体操、女子体操、新体操の普及と強化を目的に、1994年に設立。2018年には、体操約110名(男子30名、女子80名)、女子新体操約40名の選手が所属する。2017年の中米学生選手権では、女子個人のカテゴリーにおいて16歳の選手が金メダルを獲得するなど、中米では中位のレベルにある。
配属先の主な活動としては、計9名のコーチによる所属選手の強化指導の他、初心者に向けた体操教室の実施などを行っている。練習時間は14～19時(月～金)と8時～12時(土)で、平均して約80名/日の選手が練習する。2017年度予算は、約3万5千米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

本配属先は、女子体操、男子体操、そして女子新体操の3競技全体で約150名の選手を抱えるが、現在、女子体操の選手は約80名と、近年、増加傾向にある。また、青少年の非行防止を目的に開催されている夏季休暇中の初心者向け体操教室への参加希望者も多く、2017年開催時には60名程度の参加があった。一方で、体系的な指導法を習得している現地指導者が少ないこと、初心者に対する導入プログラムが不完全であることから、これを機に女子体操のレベルと指導力を高めることを目的として、ボランティアの要請となった。尚、活動では一人のコーチとして選手への指導を行いつつ、指導者への指導を徐々に展開していく。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

カウンターパートとともに、以下の活動を行う。

1. 女子体操の選手(8～16歳)に対して、強化指導を行う。特に、跳馬、平均台、段違い平行棒、床における姿勢づくりの指導を行う。
2. 初心者向けの体操教室に参加し、体操競技の普及活動を行う。
3. 初心者向けの訓練プログラムを作成する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体操競技専用体育館、床、鉄棒、跳馬、吊り輪、あん馬、平行棒、段違い平行棒、平均台、トランポリンなど

4）配属先同僚及び活動対象者

連盟長(40代女性)
指導者(40代女性、国際体操連盟の指導者講座受講経験あり)
総務担当(20代女性)
女子体操選手約80名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

原則として住居はホームステイ。