2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL24218I01)
募集終了

国名
ジャマイカ
職種コード 職種
B301 土木
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済成長・雇用創出省

2)配属機関名(日本語)

国家公共事業局

3)任地( キングストン ) JICA事務所の所在地( キングストン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は全国の道路の約19%を占める総延長約5000kmの幹線道路ネットワーク、治水システムと800の橋梁の維持管理、また海岸浸食防止の責任を持つ。さらに新たな道路、排水路、河川流域や海岸浸食防止、橋梁の建設にかかる調査、設計、施工、検査などの業務を行っている。年間予算は約45億円。2013年から、中国政府借款約326億円を含む総額385億円の全国に渡る大規模なインフラ整備計画が開始しており、その工事全体の技術監理を配属先が行っている。過去に道路、橋梁、治水を専門とする土木のSVが派遣され、現在は海岸工学に造詣の深いSVが活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先所属の技術者はすべて専門技術者登録委員会に登録される義務があるが、2016年から技術者登録制度の内容がかわり、登録された技術者は専門技術向上のため継続した研修を受け一定のクレジットを得ることが課されるようになった。過去のSVは、現地調査、工事現場、設計会議等で実施した技術指導の内容をまとめた土木技術解説書を多く残しているが、配属先はそれらの解説書をテキストとして配属先内で専門技術開発のための研修を制度化する構想を持っている。この構想を実現し、配属先が自らの技術者の能力開発を自律的に実施できる制度を構築するために、経験の長いボランティアの協力が要請された。配属先が必要としているボランティアは、土質工学あるいは海岸工学に経験の長い技術者である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.土質工学あるいは海岸工学の専門技術について、計画・調査・設計・施工など様々な場面で若手技術者に指導を行う。
2.土質工学では、圧縮性土壌の安定化にかかる数値計算、軟弱地盤の処理技術(日本で実用化されている技術)、杭基礎の数値解析、斜面安定計算と実用的な施工技術の指導を行う。
3.海岸工学では、海岸浸食を評価する数値計算の指導、海岸の浸食防止対策工事のオプションの検討などを行う。
4.技術指導の内容を解説書としてまとめる。
5.配属先内で実施する専門技術能力開発研修制度の立ち上げに協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

GIS、RiverCAD,StormNET,AutoCAD,JmaicaII(Hydrologic Excel Software)などのアプリケーション

4)配属先同僚及び活動対象者

上司:技術サービス課課長 男性50代 修士
同僚:土木、水理学、環境工学の技術者 学士~修士
活動対象者: 5年~10年の実務経験を持った土木技師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)土木工学 備考:高度な専門知識が必要

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:高度な専門知識が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~ 32 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コミュニケーション能力、体力は必須条件。
通勤等で車を運転するための自動車運転免許があった方がよい。