2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL24218I06)
募集終了

国名
ジャマイカ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年情報省

2)配属機関名(日本語)

主要カリキュラムユニット

3)任地( キングストン ) JICA事務所の所在地( キングストン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育青年情報省は全国の保育所から大学まで管轄している。学校数と生徒数は小学校が924校で生徒約29万人、中高校420で学生は約25万人である。教育省主要カリキュラム課は第1学年から第11学年までのカリキュラムおよび補助教材の研究、デザイン、評価、改訂を主要な業務としつつ、主要教科について現場の教員へ様々なトレーニングを通じて指導している。配属先の年間予算は2018年で約9200万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国にとって算数の成績向上は大きな課題であり、2008年から包括的算数プログラムが実施されている。このプログラムは2015年までに全国の小学4年生の85%が算数を理解することを目標に生徒の算数概念理解、計算能力、問題解決能力の向上に焦点を当ててきた。しかし、当初の目的を達成するに至らず現在も継続している。また、教員の算数苦手意識と学力不足、および指導法を身に付けていないことが、生徒の算数学力改善にかかるひとつの支障となっている。このような中で、現在活動中のSVが全国の小学校で、百ます計算類似のドリル(Calculation Time)実施を習慣付けるパイロットプロジェクトでドリル普及を行っているが、配属先はその効果をみとめ、プロジェクト規模をさらに拡大することを計画している。そのために、SVによる継続支援が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学生を中心としたパイロットプロジェクト(CT:Calculation Time)の定着と拡大を目的として以下の活動を行う。

1 小学校教諭や校長を対象にCTや算数の指導方法についての研修会を実施する。
2 各地の小学校を訪問し、CTや算数の実施状況を把握し、指導助言をする。
3 CTの評価と改訂を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的な事務機器、PC

4)配属先同僚及び活動対象者

課長 女性 教育学博士 50代
教育担当官2名 教育学士

活動対象者は中央・地方の教育担当官、小中学校校長・教員、小中学校生徒

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:小学校での実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

算数専科が望ましい。
通勤等で車を運転する可能性があるため、自動車運転免許を持っていることが望ましい。