要請番号(SL24518C01)
募集終了
2代目
・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ケレタロ州高等教育局
2)配属機関名(日本語)
サン・フアン・デル・リオ工科大学
3)任地( ケレタロ州サン・フアン・デル・リオ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、地元企業の競争力強化に資する人材育成を目的に1998年に創立された公立大学であり、年間の予算規模は約6億2000万円。メカトロニクス&情報コミュニケーション、オートメーション、工業化学等7つの学部を有し、敷地面積は約20ヘクタール、在学生約3,000人。職員数は140名。学生の年齢層は18-24歳。卒業前の課題で地元企業で4か月間の実習が義務付けられている。卒業生の約70%は卒業後6か月以内に就職しており約30%が修士課程へ進学する。
また、同大学は2014年よりJICAボランティアを受入れており、日本文化祭を大学の催し物として毎年行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケレタロ州サン・フアン・デル・リオ市は、日系企業を含む自動車及び家電産業を中心とする産業集積地の一つであり、同産業界に専門的能力を有する学生を供給する事が求められている。それゆえ、常に大学のカリキュラムを改善し続ける必要があり、多くの企業において採用されている日本式生産性向上方式(5S、カイゼン等)についても、日々内容の改善を求められている。今回、日本のボランティアの知識と経験を基に、自動車産業への人材供給を念頭に置いたカリキュラムの更なる改善を行う事で、教員と学生の能力向上を目指すため本要請の依頼があった。また、近隣地域の企業から要望のある品質管理や生産管理等の経営相談に対し、大学側は支援を行っているが、この分野でもより良質な企業支援を行うため、日本のボランティアの知識と経験が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同大学にて、下記の活動を行う。
1.大学が行っている近隣地域の中小企業の競争力強化のプロジェクトを支援する。
2.日本式生産性向上方式(5S、カイゼン等)を含むカリキュラム評価と継続のための支援を行う。
3.日本式生産性向上方式(5S、カイゼン等)に関する、セミナー、勉強会を生徒及び教員へ実施する。
4.学生の実習先(地元企業)で行われる実習授業の巡回をモニタリングし、指導する教員へアドバイスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、パソコン、プリンター、電子黒板
4)配属先同僚及び活動対象者
当該学部責任者(修士、経験25年、男性、50代)1名
専門分野担当教官(修士、経験20年、男性、40代)1名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上であるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:教員を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保障されていない。