要請番号(SL24518I01)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際開発協力庁科学技術協力総局
2)配属機関名(日本語)
全国製造業会議所サンルイスポトシ支所
3)任地( サンルイスポトシ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は72年の歴史があり全国製造業会議所の81の支所の中で、州政府と協調し会員企業に対して積極的に支援を行っている。首都の本部に所属していたSVが実施した調査によると、企業支援の質は他の支所と比べ高い。企業支援部を併設し2004年から延べ約8000社の会員企業のニーズに合わせ、社員研修の実施、コンサルタント派遣等支援を行ってきた。2014年の支援企業数は約1200社に及んでいる。また、企業支援部の一角にメキシコ財務省融資部門が窓口を開設している等、資金面での支援も行っている。同地域から(財)海外産業人材育成協会を通して、これまで200人が日本に派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日系企業の進出が続いている中央高原に位置するサンルイスポトシ州は、先行して欧米大手自動車メーカーが進出していることから、製造業に求められる資質は年々高くなってきており、配属先は隣接州のコンサルタント会社が提供している5S・改善手法コースを受講するなど変化に対応するため努力している。課題は地元の企業を如何にして大手自動車メーカーの要求に応じ、サプライチェーンに入れる企業に育てるか、ということである。そのため企業倫理、戦略立案、経営者の意識改革等が必要なことを感じているが、企業を運営することに留まり平凡な実績しかない企業が多く、成功を収める企業育成までは至っていない。現地に進出している25~30社の日系企業も例外ではなく、地元企業がサプライチェーンに参入するべく関係構築の糸口を見つけ、取引の機会を模索しているが進んでいない現状がある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.企業訪問を通して、製造業の会員企業の品質管理及び生産性向上の支援を行う。
2.配属先同僚や会員企業に対して、講義やセミナーを通して下記の能力向上を図る。
・事業のリサーチ
・会員企業へのカウンセリング
・マーケティング戦略
・財務管理
3.日系企業と配属先の良好な関係構築を行い、相互理解の促進に努める。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、事務機器、プロジェクター、セミナールーム
4)配属先同僚及び活動対象者
所長(60代男性、運営管理、30年)
企業支援部部長(50代女性、学士、10年)
会員企業関係者(30~60代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:企業関係者を支援するため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:企業関係者を支援するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。