要請番号(SL24520C06)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ケレタロ州教育局
2)配属機関名(日本語)
ケレタロ航空大学
3)任地( ケレタロ州コロン市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口200万人を超えるケレタロ州のケレタロ国際空港に隣接するケレタロ航空大学は、2007年に設立された新しい大学である。2018年4月現在では、生徒数約1,600人で、航空産業関連について、修士・学位、整備士育成、関連企業社員教育等を行っており、学科は航空関連の製造、設計、システムコントロール等がある。なお、2018年4月現在で、約7,000人の技術者を航空宇宙産業へ送り出している。メキシコ国及びケレタロ州にとって最も力を入れている大学の一つのため、少人数の大学ではあるが年間予算は6億円を有する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日系企業が1,100社を超えるメキシコ国の中で、中央高原地域4州(ケレタロ州、グアナファト州、アグアスカリエンテ州、サンルイスポトシ州)に500社以上が集中して進出している。同地域の技術系大学卒業生の多くは、日系企業を含む同地域企業へ就職するため、ケレタロ州教育省は同地域企業のニーズに合った講義を、技術系大学で学生達に提供出来るように努めている。それゆえ、同省より特に重要と考えている生産技術、品質管理及び生産性向上の2分野に対し、日本人の知見をメキシコ国の現状に取り入れた講義内容を、学生たちに提供する試みを行うため、この度、日本人隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ケレタロ州教育局に所属し、ケレタロ航空大学にて下記の活動を行う。
1.現カリキュラムが企業のニーズに合致しているかの調査
2.カリキュラム評価及び改善への助言
3.電気・電子分野の講座内容改定についての助言
4.教材作成
5.可能であれば講座を実施
6.可能であれば、同州内の他大学でも活動を実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
新世代基盤加工機(LPKF、ProtoMat S63)、疲労試験用油圧サーボ試験機(Instron、8800シリーズ)、デジタルシミュレーター(OPAL、OP5600)等
4)配属先同僚及び活動対象者
関連教員3名、40代(電子工学、メカトロニクス、空港管理)
生徒30人程度
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学生、教員に教えるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:学生、教員に教えるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。