要請番号(SL24818C01)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省初等教育局
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は全国の初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育等、教育分野を統括する国の中央省庁である。配属先となる初等教育局は、主に就学前教育及び初等教育を担当している。局内には現在3名(帰国研修員)の算数科指導主事がおり、首都や地方の教育事務所所属の指導主事、教員養成校、学校に勤務する教員を対象に、算数指導法に関する研修や、「授業研究」「問題解決型授業」の導入に向けたアドバイスを行っている。勤務時間は平日8:00-17:00。公共交通機関を利用した地方出張有。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では板書を使った暗記中心の授業が多く、特に算数では学年が上がるにつれて学力が低下する傾向がみられる。その原因の一つが教員の指導力不足と考えられ、全国的に教員の指導力向上が求められている。これまで当国に派遣されてきた小学校教育ボランティアは主に地域拠点校への配属となっており、JICAの技術協力プロジェクト「初等教育算数指導力向上プロジェクト(2015年9月まで)」が作成した教科書・指導書を使用しながら、「授業研究」や「問題解決型授業」の導入等の活動を行ってきた。政府もそれらの導入を推進していることから、今後、その成果をさらに波及させるために本要請がなされた。JICAボランティアには教員の算数指導力向上を目的とし、教員研修の改善や「授業研究」「問題解決型授業」の普及を促進する活動等が想定され、他の小学校教育ボランティアとの連携も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の指導主事とともに、首都及び地方において以下の活動を行う。
1.全国の教育事務所、教員養成校、地域拠点校等を巡回し、算数指導の現状を把握する。
2.巡回先の指導主事や教員に対して、算数指導力向上のための指導・助言を行う。
3.巡回先の指導主事や教員に対して、算数の教科書・指導書の使用方法に関する助言を行う。
4.「授業研究」「問題解決型授業」の導入に関する教員研修の実施補助及び研修内容に関する指導・助言を行う。
5.現場で「授業研究」「問題解決型授業」が適切に行われるようモニタリングを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICA作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)、プリンター、インターネット等
4)配属先同僚及び活動対象者
初等教育局長:50代・男性
指導主事2名:経験2-10年・男性・30-40代
その他:全国の指導主事、教員、児童等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)10年以上 備考:業務遂行上必須
[参考情報]:
・地方出張があるため体力に自信のある方
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
中南米での実務経験があるとよい。複数の指導主事や学校教員との活動になるため、協調性が求められる。当国派遣の小学校教育ボランティアに対しての助言も期待されている。