要請番号(SL24820C01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省初等教育局
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は全国の初等・中等教育、複式教育、幼児教育、識字教育等、教育分野を統括する国の中央省庁である。配属先となる初等教育局は、就学前教育及び初等教育を担当している。局内には現在4名(帰国研修員)の算数科指導主事が勤務しており、首都や地方の教育事務所の指導主事、教員養成校、学校教員を対象に、算数の指導力向上のための研修会や助言を行っている。同分野に対してJICAは、技術協力プロジェクト(以下「技プロ」)、学校建設等の支援を行ってきた。2018年1月から6月まで、小学校教育隊員が出張ベースで活動を行っていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
初等教育における退学率や留年率は依然として高く、基礎学力の不足は同国の重要課題の一つでもある。中でも、算数における児童の理解不足の原因の一つが、教員の指導力不足によるとされ、2006年より技プロによる教科書・指導書の作成支援、2012年より「授業研究」「問題解決型授業」の導入に関する協力が行われた。政府もそれらの活動を推進してきたものの、2018年より英語科の強化に始まり、全教科において、既存のカリキュラムや教科書が大幅に改訂されることになった。そこで、現行の教科書・指導書の改訂作業の支援と、教員研修の改善が必要となり本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の指導主事とともに、以下の活動を行う。
1.市内の教育事務所、教員養成校、地域拠点校等を巡回し、算数指導の現状を把握する。
2.既存の教科書・指導書の改訂作業を支援する。
3.改訂された教科書、指導書を基に、教員研修の実施補助及び、研修内容に関する指導・助言を行う。
4.巡回先の指導主事や教員に対して、算数の教科書・指導書の使用方法に関する助言を行う。
5.毎月末に行われる地区ごとの教員研修会(EPI)に参加し、必要に応じて指導・助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICA作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)、プリンター、インターネット等
4)配属先同僚及び活動対象者
初等教育局長:算数科教員、50代、男性、経験30年。
算数科指導主事:4名:男性、30-40代、経験2-10年。
その他:指導主事(19名)、教員、児童等。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:指導主事に対して指導するため
[参考情報]:
・中南米での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
公共交通機関を利用しての地方出張も想定されるため、体力に自信がある人材を求む。住居はホームステイを予定。グループ型派遣の一環であり、他の算数隊員と連携した活動が期待される。