要請番号(SL30318C03)
募集終了
・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
トゥクマン州生産開発局
2)配属機関名(日本語)
トゥクマン州生産開発局中小企業部
3)任地( トゥクマン州サンミゲール・デ・トゥクマン市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、同地域の各中小企業の生産性向上や競争力強化を目指した公共政策の促進を図る他、技術革新等への支援をも手掛けている組織である。また、主要一次産品(サトウキビ、レモン、ブルーベリー、イチゴ等)の付加価値を高めるためのプロジェクトの設計、管理等への技術・資金支援も併せて行っている。州内の登録中小企業数は約13,000(零細企業を含む)で、主な業種は、食品(野菜、果物中心)分野をはじめ、機械金属、ソフトウエア等である。現在の職員数は15名で、内1名がJICA帰国研修員。JICAボランティアの派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
受入省庁である生産開発局と企業製品の品質向上及びサービスの向上を目指した企業(約50社)と合意を交わし、経営改善、生産性向上を目指した戦略計画を立案、実践に関する支援を行っている。その傘下にある同配属先職員の1名が2016年に日本でJICA「中小企業・地場産業活性化」の研修を受講し、その知見を活かすべく地域の中小企業を対象にカイゼン(PDCA,5S,4M等)に関する手法等を取り入れ、現在までに2社が生産性向上に関する持続的な改善に取り組んでいる。また、生産開発局では、この取り組みを同配属先のみならず国立工業技術院(INTI)トゥクマン事務所をはじめとする他機関と連携し、州内にある数多くの中小企業にカイゼンを普及、定着することを目的とした事業に位置づけている。そのため、今後更に効果的に同事業を推進するために、カイゼン等の知見、経験を有した人材からの支援を得たいとして本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
各関係者と共に以下の活動を行う予定。(※合意をした企業の約10社程度を訪問予定)
1.同州の地域性を把握しつつ、関係者と共に中小企業等を訪問し、現状調査、診断等に関する支援を行う。
2.企業関係者等と共に経営改善や生産性向上に関するアクションプランの作成に関する支援を行う。
3.上記アクションプランに則り、PDCA等の手法を取り入れながら計画の修正、評価等具体的な指導、助言等を行う。
4. 中小企業関係者を対象に、研修(5S、4M、コスト削減、生産システム等について)ワークショップ等を開催し、技術指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室にて使用できる事務机、椅子、事務用品等
4)配属先同僚及び活動対象者
主な同僚(カウンターパート)
男性・30代、マーケティング学士、経験年数10年(JICA帰国研修員)
男性・30代、経済学士、経験年数10年
他13名の職員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務上必要不可欠
[参考情報]:
・5S等カイゼンに関する知見
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
トゥクマン州の紹介ビデオ : https://www.youtube.com/watch?v=VuARjbRC4Wk&feature=youtu.be