2018年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL30318C04)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省スポーツ庁

2)配属機関名(日本語)

首都圏柔道連盟

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1986年にブエノスアイレス首都圏における青少年の心身の向上を目指した柔道の普及振興を目的に設立された団体である。同連盟は、スポーツクラブ、学校、個人道場等様々な組織(合計約50)で構成されており、会員数は約3000人。当国では、1906年に海軍省が日本の緒方師範を招き、空軍・陸軍及び警察官を対象に指導が開始され、柔道が導入された。その後、ブエノスアイレス周辺地域では、日本からの柔道指導者を移民として招き、普及活動が行なわれた。1970年代以降、日本からの指導者の派遣はなかったが、2014年に短期SVが派遣された後、2017年より長期SVが派遣され現在活動中(2019年3月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、亜国内の柔道人口の増加を目的に設立され、国際大会において優秀な選手を輩出すべく指導を実践し、指導法及び練習方法の改善を図っている。また、柔道指導者を対象とした合同稽古を併せて実施している。しかしながら、教授法及び練習方法に関する情報・経験が不足していることや、最近では欧州の指導法が定着しつつあり、日本の伝統武道としての精神が継承されていないことが課題とされている。特に、乱取(立ち技、寝技)、トレーニング法、形等の指導を通じた首都圏における柔道のレベルアップのために、現在SVが活動中であるが、引き続き日本人の師範による指導を得たいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同配属先の主な道場であるスポーツクラブを拠点に5か所を巡回指導する。対象者レベル、稽古日数等は以下の通り。
・拠点となるスポーツクラブ(週2回、3時間、対象者:約25名(1級から3段、男女子供から大人まで)
・巡回指導先(市内4か所の道場:各週2回、3時間、対象者:各道場 指導者3名(4段以上) 生徒約15名(1級から3段)
2.強化合宿(ユース、シニア、マスターズ等)における指導を行う。
3.昇段試験に向けた講習会での指導を行う。
4.指導者を対象に形、乱捕り(寝技、立ち技)に関する講習会を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の主な責任者(指導者) :男性・70代(8段)、男性・60代(7段、6段及び5段、3名)

指導対象者は約500名(少年、マスターズを含め、男女・子供から大人まで)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)15年以上 備考:業務遂行上必要不可欠

[参考情報]:

 ・6段以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大学連携ボランティア(短期派遣・柔道)との協働も期待されている。(2019年2月中旬より1ヶ月間、2020年2月中旬より1ヶ月間)