要請番号(SL30318I04)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アルゼンチン野球連盟
2)配属機関名(日本語)
アルゼンチン野球連盟
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先では首都圏をはじめとした国内7つのリーグが加盟する組織で、10歳以下の小児から成人まで、5つのカテゴリー、約2,500名の選手を総括、各リーグからの選抜選手で構成されるナショナルチームも率いている。国際野球連盟やパンアメリカン野球連合など、国内外のスポーツ組織と連携を図りながら、当国における野球競技の普及・振興を目的に、国際・国内大会の実施、指導者や選手の育成などに尽力している。2015年から2017年まで短期派遣されたJICA大学連携ボランティア(兵庫県立大学)と首都圏選抜チームとの交流試合も行われた。2019年9月まで、前任となるJICAボランティアが活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先では、2月から11月(6・7月は室内練習)までの期間中、週5回の練習を通し、選手の技術向上と若手選手の育成を図っている。選手は国内リーグ戦の他、選抜チームによる年間5-6試合の国際試合に参加、過去の南米大会では成人カテゴリーで優勝を果たすなど一定の成果を上げている。一方で、指導者に適切な指導方法が浸透しておらず、投手育成の遅れが顕著で、投手力の低さが弱点とされている。国際試合で更なる活躍を目指すには、若手投手の育成が急務とされている。アルゼンチン野球の歴史は日系人の影響が強く、これまで4名の日系人が最優秀選手に選ばれている。また、他国からピッチングコーチを受け入れたことがあるものの、日系選手や過去に関わりのあったJICAボランティアの活躍により、「日本野球」に対する信頼が厚く、投手の育成についても、段階的かつ論理的な指導ができる日本の専門家からの助言を得たいとし、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.ピッチングの指導方法の見直しに関して助言するほか、トレーニング方法の改善案を提案する。
2.選抜チーム(特に15歳以下から成人カテゴリー)の投手に対する技術指導を行う
3.投手の練習プログラムの開発に関する助言・提案を行う。
4.若手指導者への指導方法に関する講習を実施する。
5.各加盟チームへの巡回指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ブルペン、バッティングゲージ、野球場(5,000人収容)、グローブ100個、バット200本、バッティングマシーン2台
4)配属先同僚及び活動対象者
・コーチ11名:20代~50代
・ナショナルチーム選抜選手数:24名(20代-30代)
・ナショナルチーム選手:各カテゴリー(U-12,U-15,U-18,U-23,女子代表)30名程度づつ
※内ピッチャーは各カテゴリーで4-8名程度
・連盟所属7リーグの総チーム数:68チーム(約1000名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)10年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
(公財)日本体育協会の「公認コーチ」もしくは「上級コーチ」の有資格者が望ましい。