要請番号(SL30318I05)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
フフイ州政府経済生産開発省
2)配属機関名(日本語)
フフイ州政府経済生産開発省 開発調整部
3)任地( フフイ州サン・サルバドール・デ・フフイ市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先はフフイ州政府経済生産開発省の管轄下にある機関で、主に、州内の第1次産業の促進に関する政策の施行、市や関係機関との連携及び調整、生産性向上や競争力の強化、生産者(特に小規模、貧困層)の組織化や能力開発などの支援を行っている。スタッフは約80名、年間予算は約65万米ドル。なお、同州政府には輸出振興SV、観光SV、花き栽培SVの派遣実績があり、2018年6月まで、前任者となる花き栽培SVが活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同州は、標高差があり、多様な気候を有する。それら気候条件を利用し多品目の農産品(花き、イチゴ、たばこ、その他野菜全般)の生産が行われてきた。特に花き生産については、適地であることが推測される。しかし、近隣諸国からの輸入切花の増加やインフレによる消費者離れの波に、品質、輸送コストの面で対抗できず、花き生産離れが加速した。そこで、現状の花き生産状況を調査し、新たな市場開拓を目指し、栽培品目の多様化や高付加価値化、新たな花きの活用法の検討を行い、同州の花き生産を活性化させることを目的とし、本要請に至った。JICAボランティアには、新たな品目の導入、栽培技術向上、高付加価値化など幅広い知識と経験を基にした活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同配属先同僚と協働し、以下の活動を行う。
1.同州の花き生産全般に係る復興計画の策定及びフォロー
2.講習会や巡回指導を通した生産者、州政府技術者に対する栽培技術の指導
3.新たな生産品目の選定とその栽培方法に関する指導
4.商品化や高付加価値化、販路拡大等に関する提案及び助言
5.州内の研究機関への協力(研究者、学生に対する助言)
6.州の各種イベント(農産品市、日本週間「セマーナ・デ・ハポン」等)に対する協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、PC(Windows)、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
同配属先の主な同僚
・配属先長:女性/農業技師 *日系3世
・同僚:女性/農業技師/経験年数10年
同省商工業開発局マーケティング部職員:女性/科学技術学士/経験年数8年
パイロット地域である盆地帯(州中心部周辺)の生産者約120名
同州の産業振興に係る州政府機関や教育機関関係者:15~20名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現在の主な生産品はガーベラ、ヘリコニア、バラ、トルコキキョウ等(地域により異なる)。