要請番号(SL30318I15)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アルゼンチン水道公社(AySA)
2)配属機関名(日本語)
アルゼンチン水道公社(AySA)ウィルデ処理場
3)任地( ブエノスアイレス州ウィルデ市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アルゼンチン水道公社(AySA)は、アルゼンチンにおいて最も人口の集中するブエノスアイレス市及び周辺25都市を管轄地区として、上・下水道の管理を行っている。AySA全体で約7000名のスタッフが上・下水道の技術的な業務にあたっており、900名のスタッフが事務業務にあたっている。事業費の90%は国家予算による半官半民の組織である。これまでJICAボランティアの派遣実績はないが、JICA本邦研修への参加者あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は、稼働中及び建設中合わせて20箇所以上の下水処理場を有し、当国において最も人口の集中するブエノスアイレス市及びその近郊での下水道の管理業務を行っている。近年では、首都への人口集中化や処理施設の老朽化(下水処理施設の多くは30年以上稼働)等の影響により、処理能力や処理技術が現在の人口に追いつかず、現在もきれいな水の提供を受けられない住民や適切な下水処理のなされない地域もあり、その解決が急務となっている。そこで今回、下水処理に関する最新技術の導入や微生物を用いた処理技術の効率化等に関し、専門的な知識や経験を有する人材から助言を得たいとして、本要請に至った。JICAボランティアには、上述の課題に対して、処理施設の調査及び評価、当国において最適な日本の下水処理技術導入に関する提案等が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協働し、以下の活動を行う。
1.対象施設の調査及び下水処理施設における稼働データや算出記録の分析
2.施設の稼働効率向上に関する助言
3.研究施設又はパイロットとなる処理場におけるボランティアが提案する処理技術の実証実験
4.提案した処理技術において最も適切とされる技術の最終報告
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、事務用品一般
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長:男性/衛生部長
・配属先同僚5名:男性3名、女性2名/経験1-9年/産業系エンジニア、化学士、生物博士等
・AySA全体でスタッフ約7900名が勤務
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)衛生工学 備考:業務遂行上必須
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)