要請番号(SL30620C01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
保健省包括栄養課
3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先である包括栄養課は国内全9県に所在する保健局包括栄養課に対し、国の定める栄養に関する施策について県レベルでの取り組みに関する指導を行うほか、国家保健政策の栄養に関連する指標のモニタリング・フォローアップ調査も行っている。生活習慣病等の疾患が増加していることから、栄養バランスの確保に基づいた疾病予防及び健康増進に取り組んでいる。他方で医療従事者が地域住民に対し、簡潔且つ意義のある内容の栄養指導が行えるようにするための技術書や、住民が日常生活に適用出来るような教材の作成も行っている。同課の年間予算は平均約3万米ドルである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボリビアでは高い妊産婦死亡率及び新生児死亡率に対する取り組みが必要とされている一方で、地方では栄養不良の問題を抱えつつも、全国的には生活習慣の変化により非感染性疾患(以下、NCD)が増加している。主要な保健医療施設では包括栄養室が設けられているものの、栄養に関する専門知識を有した者が指導を行っているわけではないため、正しい知識を地域住民に伝えることには至っていない。栄養士の不足も課題であり、保健医療施設や教育施設等への配属はほとんど見受けられない。このような現状を受け、日本の経験・知見による技術移転を基に、栄養の観点からの疾病予防・健康向上に取り組み、地域住民に定着すべく要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに、以下の活動を行う。
1. 保健医療施設の訪問に同行し、モニターと評価の支援を行う。
2. 技術書の策定のほか、指導教材の作成及び定着化を行う。
3. 研修の企画及び実施の支援を行う。
4. 日本の食育・栄養指導における取組みを紹介する。
5. 各県保健局包括栄養課に関するデータベースの強化を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務用机、プロジェクター、その他必要な事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
食品栄養課課長 30代男性 医師(経験年数15年、勤務年数10年)
コーディネーター 30代女性 医師(経験年数13年、勤務年数8年)
活動対象者:
各県保健局の担当者及び、医療関係者5000名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚の学歴に合わせるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:活動上求められるため
[参考情報]:
・栄養指導・教育の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(2~23℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先は高地3800mに位置する。県外への出張も予定されている。
活動時間は8:30-12:30、14:30-18:30