要請番号(SL31818C01)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・/ |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
米州民芸・伝統工芸センター
2)配属機関名(日本語)
米州民芸・伝統工芸センター
3)任地( アスアイ県クエンカ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1975年にエクアドル政府と米州機構(OEA)により設立された公的機関である。同機関はエクアドルの手工芸職人グループを支援し、手工芸品の品質向上に取り組んでいる。また、手工芸品のプロモーション及び国内外の工芸品の市場調査等を実施し、同分野の産業の発展を推進している。現在までに長期シニア海外ボランティア(SV)(マーケティング)及び短期SV(陶磁器)が派遣され、同機関の職員3名がJICA本邦研修に参加している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エクアドルの代表的な手工芸品は陶磁器、織物、貴金属およびパナマ草を用いた民芸品が挙げられる。近年、工場での大量生産品および輸入品が市場に拡がり、陶磁器、織物および貴金属の販売実績は低下している。同問題を解決するためには、手工芸品の品質向上、デザインの多様化および技術革新が必要であるが、予算の関係上、同問題を解決するための調査、分析および講習会等が実施されていない。特に陶磁器分野の問題解決は急務であり、2017年7月から2018年1月まで短期SV(陶磁器)が派遣され、陶芸家グループおよび大学生(芸術学部)に技術移転を実施した。日本の陶芸技術の移転により問題解決の兆しが見られたが、技術を定着させるにはさらなる時間が必要であり、長期SV(陶磁器)の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.エクアドルの陶磁器の市場のニーズを分析し、技術革新について助言・指導する。
2.エクアドルの陶磁器の品質向上、デザインの多様化について助言・指導する。
3.日本の陶芸市場および陶芸文化を紹介する。
4.エクアドル国内および世界市場のマーケティングについて助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
クエンカ市の陶芸家グループ代表者の工房(ガス窯、電気窯、ろくろ、成形小道具、焼成小道具、グラインダーおよび土練機等)、配属先機関内の執務室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先コーディネーター:女性
活動対象者:アスアイ県陶芸家グループ
その他:必要に応じて芸術学部の大学生向けの講習会を実施したり、全国の主要都市を巡回し陶芸家グループに指導を行う。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(15~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動はスペイン語または英語。