2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL32418I01)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
C107 病虫害対策
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農牧省

2)配属機関名(日本語)

パラグアイ農業技術院・カピタンミランダ研究センター

3)任地( イタプア県カピタンミランダ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1981年に無償資金協力「南部パラグアイ農林業総合開発センター」により施設と機材を整備した同センターでは、1978~1988年パラグアイ農林業開発計画、1990~1997年主要穀物生産計画、1997-2002年大豆生産技術計画、2006-2008年には大豆さび病抵抗品種の育成プロジェクトが実施されるなど、約30年にわたってJICAのプロジェクトが実施された。
その成果を引き継ぐため2011年よりシニア海外ボランティア(育種、土壌分析、野菜栽培)が活動し、大豆品種改良と今後の課題にかかわる調査、場内における大豆育成系統の試験精度向上に向けた提案、活動遺伝子組換品種の育成等を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターでは国内での大豆・小麦・とうもろこし等穀物に関する育種を中心に担うほか、これに関わる栽培、土壌肥料の分野で分析試験、技術指導が行われている。大豆の育種では、主に病害抵抗性の向上を目的としているが、以前ダイズシストセンチュウの抵抗性を導入したものの、近年新たなセンチュウ類に対する抵抗性の導入が求められるようになった。隣国で新たなセンチュウの発生が認められるなど、大豆に寄生するセンチュウに対応するため、発生状況の把握と育種的・栽培的対応への支援が必要とされている。
このため、大豆育種部門から地域の大豆及びその他の作物におけるセンチュウ類の発生状況把握とその対策について支援が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

国内外におけるセンチュウ被害発生状況の把握・調査等、現在実施中のセンチュウ対策に関する業務に基づいて、下記の事項を同僚と共に取り組みながら技術的な支援を行う。
1. センチュウ被害を受けている農家への訪問指導。
2. 土壌サンプルを採取し存在するセンチュウの種類を特定。
3. GPSにより被害場所を特定。
4. 大豆播種後の農家に対する定期的な訪問指導。
5. センチュウ対策の知識・技術を持つ人材の育成。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

土壌サンプル採取機器、顕微鏡等の研究室用機器、GPS等

4)配属先同僚及び活動対象者

大豆育種部門のカウンターパート(50代、大卒、日本における研修受講の経験を有する)
大豆育種部門職員10名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚が同等の資格を持つ

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚が同等の経験を持つ

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】