要請番号(SL32418I02)
募集終了
・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
アスンシオン大学自然科学部 環境技術開発センター
3)任地( セントラル県サン・ロレンソ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アスンシオン大学は1989年設立されたパラグアイ最高峰の国立総合大学であり、12学部を要し、学生数約40,000人が在籍している。自然科学部(FACEN)は1990年に設立、11学科を有し学生数は約2,500名である。環境技術開発センター(CDTA)は、FACEN内部(各学科、実験室等)の知見を統合し、環境分野における啓発活動及び提言を外部に行うことを目的に、2014年にFACENの付属施設として設立された。現在約20名のメンバーが環境に関する様々なプロジェクトに従事している。2018年9月まで1名のSV(水質検査)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイでは多くの地域で未だごみの分別が進んでおらず、都市部ではごみ処理場機能があるものの運ばれるこれら大量の有機ごみが原因となり、大気・土壌汚染、浸出水、処理場近隣の環境悪化等、様々な問題が表面化している。配属先では、首都近郊の市役所や企業と協力をしながら、家庭のごみ問題を解決するためコンポストの開発・普及、啓発活動に取り組んでいるが、当国の生活に適したコンポストの普及には至っていない。また、市レベルでの有機ごみ処理にかかる方策への取組みも急務であるため、更なる専門性やラテンアメリカ諸国における上記問題にかかる知見を有した人材からの提案等が必要となり本要請に至った 。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と一緒に以下の活動・支援を行う。
1. 市役所等に対し、有機ごみ処理方法とコンポスト生成方法の紹介・指導を行う。
2. 家庭用コンポスト紹介及び普及のための支援を行う。
3. CDTAに依頼がある都市部のごみ廃棄処理問題等の現状調査・分析を行う。
4. CDTAの活動のサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所内事務機器一般 ※検査については付属施設ラボで実施する
4)配属先同僚及び活動対象者
コーディネーター 1名 男性 JICA日系研修員
技術者 2名
プロジェクトメンバー 約15名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:配属先の希望による
[参考情報]:
・ラテンアメリカ圏のコンポスト等の知見
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)