要請番号(SL32418I03)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
企画庁
2)配属機関名(日本語)
コロニアス・ウ二ダス農業協同組合
3)任地( イタプア県オブリガード市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1953年に設立されたドイツ系移住地の農業協同組合で、約1,000名の職員及び約4,000名の組合員を抱えるパラグアイ最大の規模を持つ組織である。同農協内には、大豆・小麦・トウモロコシ等を取り扱う農牧課の他に畜産課があり、組合員である酪農家、所属組合や地域の小農協では、毎日約9万リットルの牛乳が生産されている。
同農協は、帯広畜産大学との連携で実施しているボランティアグループ型派遣プロジェクト「イタプア県小規模酪農家強化プロジェクト(FOPROLEI)」(第2フェーズ実施期間2018年~2025年)の協力機関でもある。過去に3名のSV(家畜飼育)の派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同農協では、組合員の酪農家に対し、牛乳生産に関する技術指導(主に繁殖・衛生・飼養・人工授精)を定期的に行っている。
配属先技術普及員(獣医)と共に農家を巡回し、技術指導を実施してきた歴代SVの活動の成果により、少しずつではあるが生産技術の改善はみられるものの、乳量の増加及び乳質の改善について支援が必要な状況である。今後、対象酪農家における一頭あたりの乳量を増やし、安定した品質の牛乳を生産するため継続的支援が必要とされることからボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.牛乳生産に係る技術(繁殖・衛生・飼養・人工授精)に関し、技術普及員へのアドバイス及び酪農家への巡回指導を行う。
2.草地管理・サイレージ調製技術に関し、技術普及員へのアドバイス及び酪農家への巡回指導を行う。
3.子牛の飼養方法(飼養管理、家畜衛生等)に関し、改善のため指導を行う。
活動時間 午前6:50~11:50 午後13:30~17:00
不定期で1~2泊の巡回指導に関する出張有り。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室にはPC、プリンター等が設置されている。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
女性40代 技術普及員(獣医)
男性20代 技術普及員(獣医)
指導対象者:イタプア県内の農協組合員酪農家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:専門知識が求められる
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:生産者への助言が求められる
[参考情報]:
・家畜人工受精師(牛)の資格
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)