2020年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL32720C01)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
8代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国際協力庁

2)配属機関名(日本語)

ペルー日系人協会日本語普及部
日系社会 NGO

3)任地( リマ市ヘスス・マリア区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ペルー日系人協会は、文化センター、医療機関等を運営しており、日系人以外も対象とした事業を行っている。同協会の一部門である配属先は、国内における日本語の普及を目的とし、日本語能力試験の実施、弁論大会の開催、日本語教師養成講座の開講等を行っている。昨年度からはリマ市内の日系校の巡回指導も青年海外協力隊(JV)が中心となり行っている。また、地方州での日本語授業の実施状況調査やサテライト授業を実施。現在、シニア海外協力隊(SV)1名(2020年5月まで予定)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ペルーの首都リマには、日系私立学校(幼稚園・初等部・中等部からなる)が計5校あり、日本語・日本文化を授業に取り入れている。日本語能力と日本語教授技術の両面においてレベル向上が求められている。JVについては巡回指導を中心に行い、SVは各校のカリキュラム作成を中心に助言、指導を行っている。また、地方においても教師不足が深刻である。配属先はペルーにおける日本語普及推進の中心組織として、日本語教師養成講座を主催し、現地教師不足解消と共にその能力向上に努めており、講座の運営維持にSVの協力が不可欠であるため、SVの継続的派遣が望まれている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.日本語教師養成講座の企画・実施と、効果的な講座運営に関しての提言
2.配属先が行う行事(日本語弁論大会、全国作文コンクール等)への協力
3.日本で就労を希望している日系人を主な対象とした講座の準備、実施、そのモニタリングとカリキュラムや教材の見直し
4.日系校(リマ市内5校)への巡回を通じた現地日本語教師に対する助言やカリキュラム作成への補助

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、DVD・CDプレイヤー、テレビ、ホワイトボード等、使用教材『まるごと』、『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先部長:40代女性、弁護士
カウンターパート :30代男性、日本語教師、経験6年
現地日本語教師:20代~60代の男女、経験1年~30年以上(学校教師、塾経営者など)
(※ネイティブレベルの日本語話者も多いが、多くが日本語教育の専門的な講習は受けていない)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)
    (中学校又は高等学校教諭(国語))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:配属先の希望

[参考情報]:

 ・教師養成の経験があることが望ましい。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(11~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

上記の実務経験に関しては日本における学校教育での経験も考慮する。
活動での使用言語はスペイン語であるが、配属先スタッフの多くが日系人で日本語話者である。