要請番号(SL42418I01)
募集終了
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育省
2)配属機関名(日本語)
ヨルダン大学(産学連携学部)
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1962年に設立された当国で最も歴史ある国立大学。18学部、大学院および専門機関を有し、約4万人の学生が在籍。要請元(学部)であるFaculty for Factory Program(FFF:産学連携の為の国家プログラム)は、学術機関で実施されている科学的研究開発を経済において応用する事により、工業開発における技術力と競争力強化を目的として2003年に設立された。ACI(アンマン工業会議所・現在別のSVが活動中)からの資金サポートや協働機会もある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在ヨルダン国内で実施中の中小企業支援(カイゼンも部分的に含む)には、同要請元(FFF)が実施する企業指導プログラムと、ACIが実施する企業指導プログラムがある。ACIには現在SV(経営管理)が配属され、生産性向上の為に近隣中小企業を巡回指導し、高い評価と成果を上げている。他方、FFFにおいても、より特化した分野(非破壊検査)において、企業指導や、学生を対象とした教育機関でのセミナー開催が必要とされている。この様な状況下、職業訓練技術学院(STIMI)で活動中のSV(非破壊検査)が、同FFFの要望に応え、不定期ながらFFFにも活動範囲を拡大し、高い評価を得ている。要請元は、引き続きSV(非破壊検査)派遣を熱望している為、今回、経験豊富なボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先である大学内において、学生(主に工業技術学科)を対象に非破壊検査の基礎を指導する。
2. 各種試験(X線探傷、浸透探傷、磁粉探傷、超音波探傷)についても、職業訓練技術学院(STIMI)との連携の下、
STIMI非破壊検査室やSTIMI所有の機材を利用して実技指導を行う。
3. 不定期ながら要望があれば民間企業に対しても上記指導を実施する(企業訪問の可能性あり)。
4. 連携先であるSTIMIにおいても、上記と同様の活動を実施する(対象者は訓練生(高卒程度)と民間企業)。
5. STIMI所有の非破壊検査関連装置の妥当性検査やメンテナンス、並びにメンテナンスに必要な助言を行う。
6. 使用可能な装置に関して動作環境を整え、作業手順書を作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
【STIMI】 X線検査機(Rigaku, 250EGS3)、超音波流量計(TOKIMEC, SM-102A)、超音波探傷試験用A1,A2系標準試験片、携帯極間磁粉探傷器(栄進化学 TYPE A-1)
4)配属先同僚及び活動対象者
・FFF学部長 男性、50代
・STIMI校長 男性、50代
・ヨルダン大学(工業技術学科)学生、男女、20~30代
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:同僚が男性の為
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:インストラクターの指導に必要
[参考情報]:
・磁粉探傷試験、放射線透過試験レベル2以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)